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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第7話 SAO 正式チュートリアル
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茅場が言わなくても判った。
「……現実でも死ぬ、か?」
リュウキは聞く前にそう続けたのだ。
「「!!」」
キリトとクラインも。 リュウキの言葉を信じていないわけじゃないが、どこかで、それを意識していたんだろう。そんな表情を2人はしていた。
それに答えるように茅場は続けた。
『諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊される……』
想像通りの答えが返ってきた。
「…………。」
視線の上に存在する緑色のゲージ。
HP:403/403.
これが文字通り命の数字となる様だ。現実でこんなデジタルに命の数字が表せれる訳はない。……だが、ここは現実じゃないんだ。
「そんなの……信じられるか。馬鹿馬鹿しい……」
キリトは拳を握り締めていた。
キリトの感情は最もだ。そもそもオンラインでのゲームで死なない事の難しさは皆が知っていることだ。簡単に攻略できるものなら、直ぐに全てを攻略されていき 人々、ユーザー達は、ゲームから離れて他のゲームへと抜けていくだろう。そういったことにならないように、運営はゲームバランスを考え、大型アップデートの繰り返し。そして難易度の高め等の措置をとる。長きに渡ってゲームをプレイしてもらう為。悪く言えば、ユーザー達を取り込み、利益にする為に。それがオンラインゲームと言うものだ。
そしてその後も続いた。
『諸君がこのゲームから解放される条件は、たった一つ。先に述べたとおり、アインクラッド最上部、第100層まで辿り着き、そこに待つ最終ボスを倒してゲームをクリアすればよい。以前のテスターとは違い……誰か1人でも、倒すことが出来ればその瞬間、生き残ったプレイヤー全員が安全にログアウトされることを保証しよう』
し……ん、と約1万人のプレイヤーが沈黙した。一瞬だが……場が本当に静まり返ったのだ。この城の頂までたどり着く、という言葉の真意を……皆が理解したのだろう。
この巨大な浮遊城。
自分達を最下層に飲み込み、さらに頭上に99もの層を重ね空に浮かび続ける巨大な浮遊城、《アインクラッド》を指していたのだ。
「クリア……第100層だとぉ!?」
クラインが叫び声を上げた。
「で、できるわきゃねぇだろうが!! βテストん時じゃ、ろくに上がれなかったんだろうが!!」
キリトも唖然としていた。自分が知っているだけで、最大まで攻略できたと聞いているのが、リュウキの16層。自分が聞いてたのでは、2〜4層だった。そして、自身の6層がリュウキに続く記録だ。 βテスターの際の仕様、そのフロアのBOSSを倒せば、上に誰もが上がれるのだが……、誰もが挑戦したいと言う思いもあるだろうとのことで、倒したBOSSにも再戦できると言う仕様だっ
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