暁 〜小説投稿サイト〜
ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第6話 決戦・アルカード
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を持ち新たな怪物。

アルカードの眷属として 4人に襲い掛かっていたのだ。

アルカードは本能的に 自分と同じ真祖の吸血鬼であるアカーシャをこの中で一番警戒していた為、

無数の眷属を使って アカーシャと御子神・東方不敗・ジャックを切り離していたのだ。

故に 一番後ろにいたアカーシャがアルカードの接近に気づけた。

だから……守ることが出来た。

その代償は……大きかった。














『アカーシャ!!』

それを見た瞬間弾けた様に動く!

ジャックはアカーシャを貫いている触手を全て破壊した!



“ズッシャッ………”



アカーシャは大量の血を流しながら 膝をつく。

ジャックはアカーシャを抱きとめた。


「………油断………したわね。」


アカーシャは虚勢を張っていた。

それは見て取れる。


これは、いくらアカーシャがアルカードと同じ真祖と言えど……。





「いかん 血を流しすぎじゃ!いくらお主でもこれ以上は命にかかわる!」





そう、致命傷と言って過言は無い………。



(不死のアカーシャにここまでするとは・・・いったいどうすれば)





「ちぃ……!」「むん!」





東方不敗が回復の術を展開・御子神が辺りに四天結界を展開させた。

いつまで持つかはわからないが先ほどの攻撃もある。

暫くは大丈夫のはず……。

これも全力、全身全霊を込めた結界だから。




「ちっ このままだとイタチごっこだ……。 奴は 深手を負わしても時とともに再生する。」





そう……それが一番の問題だった。



















ジャック side



(……俺は馬鹿だ!)

空いた方の手で地面を殴りつける

……自分の力に過信していた自分を呪った、アルカードの力量を見余ってしまった。

そして、その上アカーシャにも自分の油断で 深手を負わしてしまったのだ。






変えたい……。変えたい結末が彼にはあった。





それは、原作を知っている俺はアルカードを封じるのは同じ真祖のアカーシャの力で封じていた

ことは勿論知っていた。

そして、それでは このままアカーシャとモカの運命が原作通り悲しいものとなる。

この世界に来て……見たかったのは……。

親と子の笑顔。

屈託の無い、決して離れることの無い……笑顔……。

その笑顔を守りたかった……その結末を……防ぎたかったのだ。

ただ、仲の良
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ