第四章 空白期編
第百七話 『最初のレリック回収任務(前編)』
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崩し方もある…」
なのはは魔法攻撃で地面を砕き、石を操って空に浮かす。
フェイトは天候を操り雷を発生させる。
シホも天候を操って風が吹き荒れる。
「魔力が消されて通らないのなら『発生した効果』のほうをぶつければいい。例えば小石、例えば雷、例えば竜巻…」
「スターダスト…!」
「サンダー…!」
「サイクロン…!」
「「「フォール!!」」」
三人の攻撃によって操られた石が機械兵器に当たり、雷が降り注ぎ、竜巻が落ちてきて切り刻む。
《ふぇー…すごいです》
「三人とも一流のエースやからな」
「ええ。シホも腕を磨き魔力変換資質である【風王】のおかげで成長をしました」
それから数機が逃げていくがそれはリインが受け持って全部【凍てつく足枷】で氷漬けにして停止させた。
それになのはは「お見事」と言って褒めていた。
その後、発掘員にロストロギア『レリック』を渡されて回収をしたシホ達。
そこにシグナムから連絡が入ってくる。
「こちらアースラ派遣隊! シグナムさんですか?」
『その声、なのはか? そちらは無事か?』
「機械兵器の襲撃があったんですけど…まさかそっちも?」
『いや、こちらは襲撃ではなかった。危険回避のためすでに無人だったのが不幸中の幸いだったが…発掘現場は跡形もない。
先ほどシャマルとヴィータを緊急で呼び出した。今日の任務、気楽にこなせるものではなさそうだな…』
シグナムからの通信で発掘現場が映されるがそこでは爆発にでもあったかのようにクレーターが出来上がっていた。
◆◇―――――――――◇◆
第12管理世界「聖王教会」中央教堂ではカリムがクロノと会話をしていた。
『片方は無事ですがもう片方は爆発して発掘現場ごとロストしてしまっています。
発掘現場はこれから調査と捜索を行います』
「クロノ提督、現場の方達はご無事でしょうか…?」
『ええ。現場の発掘員にもこちらの魔導師達にも被害は何もありません』
「そうですか。よかった」
それからクロノとカリムが色々と会話をしながらレリックに関して話し合われていき、
「現場のみなさんに十分気をつけてくださるようにお伝えいただけますか?」
『はい、それでは』
それでクロノとの通信を終了させるカリム。
そこにシャッハがやってきて、
「騎士カリム、やはりご友人が心配でしょうか?」
「シャッハ…」
「よろしければ私が現場までお手伝いに伺いますよ。
非才の身ながらこの身に賭けてお役に立ちます。
クロノ提督や騎士はやて、そして騎士シホはあなたの大切なご友人。
万が一のことがあっては大変ですから」
「ありがとう、シャッハ。でも平気よ。
はやてとシホは強い子だし今日は特に祝福の風
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