第二話 ※
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る。見ると皿を加えたダーシュが物欲しそうな目で俺を見上げながらお座りしていた。
「ありゃ、もう食べ終わったのか。リガーソンを一頭丸々使ったんだけどなぁ」
元はあの巨体だからこれくらいの食事だと足りないのかも。しかしこの小さな体のどこに消えていくんだ?
『倉庫』からリガーソンをもう一頭取り出した。
「ほら」
「ガゥ!」
猛烈な勢いで食べ始めるダーシュ。口元を緩ませたシオンは微笑ましそうにその様子を眺めていた。
「そうだ。一応、俺たちのステータスを確認しておくか」
新しく仲間が増えたため、ダーシュのステータスも把握しておかなければ。
「コマンドオープン」
目の前の虚空にスクリーンが現れる。ダンジョンステータスの項目欄を開いた。タッチ操作だけでなく視線操作も可能なのだ。
(これ、絶対ロストテクノロジーだよな)
この世界では魔術が発展しているため科学技術はあまり発達しておらず、ダンジョンに使われている技術は明らかに現在の文明レベルを大きく逸脱している。恐らく滅びた文明の遺産である古代魔法が関係しているのだろう。
「まあいいや。さてさて、まずはシオンたちを配下に加えて、と」
ダンジョンステータス画面の『配下』という欄を開く。これはダンジョン内にいる魔物などをダンジョンマスターの配下に加えるコマンドだ。対象はダンジョン内に存在する生命体の中で、ダンジョンマスターである俺の配下となることを望む者である。
スクリーンには配下にすることが可能な者の名前が一覧として表示されており、シオンとダーシュの名前も当然含まれている。
配下に登録した後、俺たち三人のステータスを開いた。虚空に新たなスクリーンが三つ現れた。
〈狭間八雲〉
種族:人間
性別: 男
年齢:三一七歳
レベル:二三七五
経験値:一〇七六〇四三 / 次のレベルまで四二三九五七
筋力:A
体力:S
生命力:EX
魔力:EX
敏捷:S
抗魔力:A
幸運:C
習得スキル:我流暗殺拳、なんちゃって剣技、投擲術、四大系統魔術(地、水、火、風)、系統外魔術(闇、光、空間、召喚)、古代魔法(無、時間、創造)、高速思考、並列思考、高速詠唱、詠唱破棄、探索、大地の声、無心の極致、絶対領域、対女性専用性技、調教、抗毒性、抗神性、抗邪気性
特殊スキル:解析眼、千変万化、極限分解、千の言語、不殺の極み、死の宣告、魂の同調、魔軍の蹂躙、問答無用の簒奪
称号:異世界の訪問者、不死殺し、主従の契約(主)、神殺し、超越者、魔王、魔を総べる者、動物王、好色王の資質
ギフト:天使長の加護、精霊王の加護、幻
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