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ソードアート・オンライン〜Another story〜
第1話 ログインしました
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>>RYUKI


……ほう。
SAOに関してはニュースで多少かじってはいる。
それにVRMMO……か。
確かナーヴギア……だったか?ハードは。
……ん?だが、基本理論は全てお前が手がけた作品だろう?
なぜ オレに礼を言うんだ?
殆ど関わったとは言えないが。



>>AKIHIKO


謙遜はよしたまえよ。
私は君と言う天才プログラマーがいてくれたからこそ、完成させる事ができたのだ。
確かに開発に君は関わってはいないが、君と仕事をしたからこそ……。
君の技術を目の当たりにしたからこそできたことなのだ。


>>RYUKI


……別に煽てても何もでないし、オレは誰とも会いもしないがな。
だが、オレもアンタはオレの数少ない人間の中で尊敬に値する能力を持っていると感じている。
いつかまた、仕事を共にしたいと思えた初めての人間だからな。



>>AKIHIKO


それは光栄だな……。
ならば、君をSAOの世界へ招待したいのだがいかがかな?
仕事とは少し違うが、システムの最終チェックと思い招待したい。



>>RYUKI


SAOへ……?


>>AKIHIKO


ああ、
君は無類のゲーム好きとも聞いている。
そして腕前もよく聞いている。様々なMMOをプレーし、そして、オンラインにおいてのゲーム成績は常に1,2を争うプレイヤーだそうじゃないか。



>>RYUKI


まあ……。
でもゲームだ。所詮はデジタルデータの世界……。
相手がデジタルなら、何があっても負けない。それだけの事だ。
オレは現実からはドロップアウトしているようなものだからな。
いや、この世界より オンラインの世界の方が現実だと思っているのかもな。



>>AKIHIKO


所詮はデジタル……か。
実に君らしいセリフだ。
私もそちらの方面に力を注いでいたら君ともっと早くに出会えたのかもしれないな。



>>RYUKI


かもな。
お前とは良いライバルになれそうだ。



>>AKIHIKO


SAOに来てくれたなら……。そうなる可能性はあると思う。
私は開発者であり、まだβテストも始まってもいないが。
βテストは2ヶ月行い、それがすみ次第、選考1万人限定で発売される。
……君の現実・・に楽しみが増える。



>>RYUKI


……魅力的な提案だ。
だが、オレにはまだ仕事があるんだ。
まあ、それになによりも。



>>AKIHIKO


何より……何かな?
君の仕事スピードからすれば、訳は無いと思うが……。
その何より……が最も重要な部分だろう?




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