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ハイスクールD×D 〜銀白の剣士〜
第13話
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違う銀色の髪が風になびいている。

―ドクン

 心臓の鼓動が大きくなった。ナギの顔を見ているとだんだん顔が赤くなっていく感じがする。

「リアス先輩?」

 何も言わずに、自分の顔を見つめる私をナギが心配そうに見てきた。

「ありがとう、ナギ」

 そう言いながら、私はナギに抱き着いた。

「え、えっと、その・・・・・・・どういたしまして」

「やったな! 渚!」

「ちょっ! 兄さん、痛いってっば!」

少し、動揺しながら話すナギ。イッセーはそんなナギを褒めながら、どついている。ナギも痛がってはいるけど、うれしそうに笑っていた。そんなナギの笑顔が私には、とてつもなく愛おしく感じた。


Side out

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