暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜銀白の剣士〜
第12話
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、爆発を起こしていた。

――ドォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!

『ライザー様の「女王(クイーン)」戦闘不能!』

 ナギくんがやってくれたようだ。ライザーの下僕は自分たちの「女王(クイーン)」がやられたことに、驚いて動きを止めた。

「くらいなさい!」

 「戦車(ルーク)」の周囲に雷を落とす。

「くっ! こんなところで・・・・・・」

 「戦車(ルーク)」の人は避ける間もなく、直撃して倒れた。

『ライザー様の「戦車(ルーク)」1名、戦闘不能!』

「おい、木場と言ったか? アレはなんだ?」

「あ〜・・・・・・。あれはうちの人間の必殺技? 的なものだよ」

「バカな!? 人間があそこまで強力な一撃を放てるわけがない!!」

 ナギくんの規格外さに、騎士(ナイト)僧侶(ビショップ)は驚いているようですわ。イッセーくんはトラウマを刺激されたみたいで、敵から心配されていますわ。

「ここね」

「あれ? イザベラ姉さんは?」

「まさか。やられちゃったの?」

 ライザーの下僕が続々と集まってきた。残りの下僕全員でしょうね。それに対し、私たちはたったの伏兵の小猫ちゃんを入れて4人。これは厳しいですわね。どうしましょうか・・・・・・・?


Side out





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Side 渚


 ライザーの女王(クイーン)を倒した僕は、これからどうするか悩んでいた。

「うーん・・・・・・・。朱乃先輩の方に行くべきか、リアス先輩の方に行くべきか・・・・・・どうしようかな?」

『ライザー様の「戦車(ルーク)」1名、戦闘不能!』

 お? どうやら、兄さん、朱乃先輩、祐斗、小猫ちゃんの4人がやってくれたようだ。あの4人なら大抵の事は大丈夫だろうし、リアス先輩のほうに行くとしよう。

『ナギさん! 聞こえてますか、ナギさん!』

 そんなことを思っていると、アーシアさんから通信が入った。

「どうしたんですか? アーシアさん?」

『今、屋上にいるんですが、そこで部長さんとライザーさんが一騎打ちを――?キャァ!』

―ドォン!

 爆音が響いた。音源を探すと、どうやら屋上でリアス先輩とライザーが戦っているのがかすかに見える。ライザーの方は無傷だが、リアス先輩の方は服も破れているし、息も上がっているように見えた。

「とりあえず、すぐに向かうよ!」

『お願いします!』

 通信を切って、屋上に急いだ。


Side out





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Sideリ
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