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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第14話「とある日の放課後の出来事」
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ルコットはクラスメイトの部屋を訪れて謝罪とかしたらしい」
ケイン
「ほ〜、なるほどね…。それでオルコットへの風当たりが柔らかくなったわけか」
小?
「そういえば、クラスメイトがそんな話をしてたような気がします」
これは同じクラスの本音から聞いた話なのだが、クラス代表を選抜するさいにオルコットは日本のことを“文化が後進的な島国”やらなどと発言をしたらしい。
クラスの半数以上が日本人であるのにも関わらずに、だ…。
織斑少年が何の努力も無しに
IS学園
(
ここ
)
に入学したことか、男が気に食わないかは知らないが、挑発のしかたが不味かったな。
上級生
(
俺たち
)
はそういうことをある程度経験しているからオルコットの件については特に気にしていなかったが、新入生に関してはそうはいかない。
入学してすぐに他国の…それも代表候補生に母国を侮辱されれば頭に来ないやつはいないだろう…。
現にオルコットは最近まで若干孤立しかけていたがそれも徐々に回復しているらしい。
[ザク、シャッ…、ザク、シャッ…]
[タンッ、タンッ…]
ケイン
「ならさ、今度
IS学園
(
うち
)
に転校生が来るって話し知ってるか?」
鏡也
「ああ、確か中国の代表候補生だっけか? 昨日シャノンから聞いたよ」
転校生が来ることは
普通の学校
(
・・・・・
)
だったらありえなくない話だが、ここは入学率1万倍の特殊国立高等学校だ。
“家庭の事情で転校してきた”や“前の学校で虐めを受けて転校してきた”なんてことまず無い。
あるとしたら織斑少年の様な男性IS操縦士やIS適正Sランクを叩き出した
娘
(
こ
)
、後は国からのゴリ押しくらいで来たスパイとかだろう…。
小琳
「中国の代表候補生…」
鏡也
「どうしたシャオ?」
小?
「ああ、いえ何でも無いです」
ケイン
「おいおい、突然ぼやいてそりゃないぜ〜シャオ」
小?
「うわっ、ケ、ケイン先輩」
ケイン
「もしかして故郷に残した彼女や想い人でもいたか?」
小琳
「ち、ちがいますよケイン先輩!! ただ、
あっち
(
中国の学校
)
のクラスメイトが少し前に候補生になった子がいたなって思いだしただけです」
慌てて否定すると余計に絡まれるぞシャオ。
ついでに必死に逃げようと頑張ってるところ悪いが、一応そいつ軍人格闘やってるからそう上手くいかないぞ。
ケイン
「またまた〜、いいからゲロっちまえよ」
小琳
「で、ですから違いますってば」
さて、そろそろ助け船を出しますかね。
鏡也
「はいはい、ケイン。シャオをからかって苛めない。 “SSS(好き好き小?)”の会員が遠目にお前の事睨んでるぞ(ボソッ」
ケイン
「おっと、
あいつ等を
(
ファンクラブ
)
を敵にまわすと厄介だ。サンキューなキョ
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