暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic7 驚愕…新たな敵・ベクターノイド
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

(まさか、こんなところでコイツとはち合わせするなんて…。)
(あの女、超能力者なのか?…ならば、無視する訳にはいかない!)

宇宙人型はセシリアに危険を感じたのか、両手の銃を念力で格納すると何もない空間から光の輪をを作り、そこから刃先が赤く輝く巨大な鎌を取り出すやセシリアに向けて振り回していった。

『貴様は確か…。止むを得ん、今ここで始末し我らの憂いを取り除く!』
「私だって負けられないよ!あんたの様な奴を放っておくと、何をするかわからないから!」

DZルークとパワードタイガー、セシリアと宇宙人型…双方で戦いが始まってから数分、アームズは後方に下がりメタルソードを魔法陣にしまうと、ガトリングリングを取り出し右手中指に装着、間髪入れずドライバーに触れた。

『ガトリング・サモン!!』

そして8連式大型ガトリング砲『クラウソラス』を構え、まずセシリアを援護すべく宇宙人型に向けて砲撃を開始した。
それはセシリアが宇宙人型の鎌を手刀で受け止め、返しで小銃をボディに叩き込んだところへのタイミングである、かわせるはずがない。

『…む?遠くからの砲撃か。しかし!!』

だが、宇宙人型は再びバリアを発生させ弾丸を弾き飛ばす…はずだった。
しかし、それを見逃すセシリアではない。
セシリアは弾の尽きた小銃を投げ捨て、両手を交差し念力を送り始めた。

「片桐さん、援護します!これでも受けなさい!!」
「!?」

すると、宇宙人型が発生したバリアに白い霧がかかり、一部に大きな穴が開いた。
そう、セシリアが念力を増幅させ霧型の中和エネルギーを発生、バリアを中和し攻撃を通しやすくしたのだ。

「墜ちろオォォォォォッ!!」

…叩き込むなら今しかない!
アームズは魔力が尽きる限界までクラウソラスをフル稼働させ、その弾丸を宇宙人型に叩き込む。

全魔力が尽き、クラウソラスの砲身がカラカラと空回りし。
宇宙人型の周辺にも硝煙が立ち上り、誰もがアームズとセシリアの勝利を確信していたが。
だがそれでも、宇宙人型は無傷のまま平然として立っており、表情も先程とあまり変わっていない。

「…ウソ、だろ!?」
「それでも無傷だなんて…。」

すると、宇宙人型はセシリアとアームズに向き直りパンパンと埃を叩くと、穏やかな口調で二人に語りかけてきた。

「今日のところは、この辺にしておこう。…我が名はガンナーベクター、超能力者が生みし未来のホムンクルス・ベクターノイドである。」
「未来のホムンクルス…。」
「……。」
「また会おう、魔法使いと超能力者よ。」

そして宇宙人型…否ガンナーベクターは空中に光の輪を作り、そこから吸い込まれる様にテレホ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ