暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic7 驚愕…新たな敵・ベクターノイド
[6/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
雑音も魔力か超能力かを区別する点で簡単に説明がつく。
このカミングアウトにサラは驚き、エリカは先程の雑音にどうしても引っかかる部分があったため、かえってスッキリしていた。
「…でも、大丈夫かな。相手はかなり手強いかもしれないのに。」
「あ…でも、超能力が使えない私にはすごく心強いですよ。セシリアちゃん、早く行きましょう!」
「うん、急ごう!」
エリカは笑顔でセシリアに声をかけ、コネクトリングでマシン・アバタールを取り出すとセシリアを乗せ、現場に向かって走り出した。
エリカ達が現場に到着すると、アームズが二体の敵を相手に丁々発止の戦いを展開していた。
パワードタイガーは肩で息をしながら何とか大剣を振り回し、宇宙人型は疲れた様子すら見せずに銃を構え、アームズに発砲を続けている。
アームズはと見れば、メタルカリバーの属性を雷に切り替え宇宙人型に攻撃しているが、どういう訳か命中しているものの…まるでそよ風が肌に当たっているかの様にしか感じておらず、逆に砲撃を喰らい後退していた。
「!…片桐さん!!」
「あの白い鎧の人が、そうなの?」
「はい、片桐刑事は私と同じ魔法使いなのです。」
「へぇー、そうなんだ。」
エリカはマシン・アバタールから降り、コネクトリングでディザーソードガンを取り出すとガンモードに変形させ、宇宙人型に砲撃したが。
『…新たな敵か。ふんっ!!』
宇宙人型は薄く輝くバリアを張り弾丸を弾き飛ばすと、エリカに向けて砲撃を開始した。
すると、セシリアは人差し指を交差させ×の字を作ると静かに念じ、飛んできた弾丸を全て弾き飛ばしたのだ。
「セシリアちゃん、ありがとう。」
「いえいえ、…それよりエリカちゃんは早く片桐さんのところに!」
「あ、はい!」
エリカは猛スピードで走り出し、手早くDZルークに変身するとディザーソードガンをソードモードに組み直し、ディザーハルバーダーを魔法陣から取り出し左手に握り直すや二刀流でパワードタイガーに斬りかかっていった。
パワードタイガーもDZルークを視界に捉えるや、アームズから標的をDZルークに変更し大剣を構えて走り出した。
「片桐さん、お待たせしました!」
「エリカちゃんか!すまない!!」
『現れたな…竜の魔法使い!今日こそテメェをブッ潰してやるぜ!!』
「あなたは、あの時の!ですが今回は負けません!!」
同じ頃、セシリアと宇宙人型は互いににらみ合いながら相手の出方を伺っていた。
セシリアは宇宙人型が攻撃する事を見越して右の手刀に念力を込め、左手には…おそらくテレキネシスで取り寄せたのだろう自動小銃が握られ、宇宙人型に銃口をロックオンしている。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ