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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic7 驚愕…新たな敵・ベクターノイド
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様なおまけと戦っても、たかが知れている。おとなしくその場から離れるのだ、ケガしても知らぬぞ!』
「そこの死にぞこない、俺は玩具菓子のおまけか!それに反対側の宇宙人、お前の方こそ去るんだ!巻き込まれても知らないぞ!!」
アームズはメタルカリバーに取り付けられたエンチャント・フォンに指をタッチし、画面に出た項目から属性魔法を選択、そこから風を選んでタッチした。
『エンチャント・ストーム!!』
エンチャント・フォンから音声が発せられると同時に刀身に風の力がまとわれ、渦を巻いて巨大な柱を形成する。
あまりの出力にアームズは一瞬よろけそうになったが、すぐに体制を立て直すや一直線に二体の敵目がけて走りだした。
「うわっ、おっとっとっ…こいつはとんでもないじゃじゃ馬娘だな。いくぞ!!」
時を同じくして、エリカら三人はリビングでドーナッツの袋をテーブルの上に置き、セシリアから京都在学時の土産話を聞いていたが。
キイィィィィ…ン。
ザッ、ザッ、ザザザ…。
三人はホムンクルス出現のシグナルをキャッチしたが、反応がおかしかった。
片方はクリアに反応するが、もう片方はノイズが入っているのか雑音に近い反応をしていたのだ。
「…?」
「この反応は…。」
「何だか反応がおかしいね。スッキリしないと言うか、やかましいと言うか。」
何か嫌な予感がする…エリカはセシリアをサラに任せ館から出ようとしたが、急にセシリアがエリカを止めた。
巻き込まれたら大変とばかりに、エリカは留まる様説得するが。
「エリカちゃん、私も行く!」
「セシリアちゃん、私は遊びに行く訳じゃないの!…ごめんね。」
「セシリアちゃん、お願いだからここにいて。エリカちゃんはホムンクルスと戦うために行かなくちゃならないの。」
「ううん、そうじゃない。さっき変な雑音が聞こえなかった?」
「あ、そう言えば…。」
「私も聞こえていたけど、それがどうしたの?」
「その雑音、実は私も関係してるの。」
「セシリアちゃんが?どうして?」
すると、セシリアは二人に臆する事なく自分自身の事を話し始めた。
それこそ、今後に関わるであろう重大かつ心強いカミングアウトを。
「実は私…超能力者なの。」
「え、それ本当なの?」
「セシリアちゃんが…なるほど。だから、先程雑音が入ったのですね。」
この世界では、一般に属性リングが使えるか使えないかで魔法と超能力は区分されており、属性魔法を使えた魔法使いが属性リングを返上し超能力者に路線変更した…というケースは全く珍しくない。
そう、エリカや片桐も属性リングが使えなければ、超能力者になっていた可能性があったのだ。
となれば、先程の
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