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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic7 驚愕…新たな敵・ベクターノイド
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らどれを食べようかと迷った後、手にしたトングを広げてドーナッツをトレーに乗せていく。
結局、エリカはいつものプレーンシュガーを2つ選び、サラは黒糖プレーンと新メニューのヨーグルトクリームを、セシリアはやわらかケーキドーナッツとカリカリ揚げ饅頭をトレーに乗せていた。
ちなみにカリカリ揚げ饅頭とは、アーモンドの粉を練り込んだドーナッツ生地を薄く伸ばし、そこにこしあんを包んで揚げた…言わゆるあんドーナッツである。
三人は代金を支払い店を出ると、足取りも軽くサラの館へと引き返していった。
三人が館に到着しようとしていたのと丁度同じ頃、城北商店街近辺をパトロールしていた警官からの通報を、署内で待機していた片桐が受けていた。
それによると、城北商店街にあるロータリーで二体のホムンクルスが乱闘をしている、と言う情報であった。
「ホムンクルスが仲間割れ?まさか、信じられん!」
『はい、自分も目を疑ったのですが…片方は虎に似たマッチョ系で、もう片方は宇宙人みたいな姿をしていました。』
とここで、片桐は部下の報告に疑問を抱いた。
通常、ホムンクルスは動物をモチーフとした者が多く、報告にあった宇宙人型は見た事がない。
…おそらく、どこかの錬金術師が実験で作り出した強化スーツだろう、片桐はそう考えていた。
「宇宙人?そんな姿をしたホムンクルスなぞ聞いた事もないが。」
『とにかくこのままでは被害は大きくなるばかりです。片桐さん、至急応援を!』
「わかった、すぐに応援に向かう!待ってるんだ!」
『はい、お願いします!』
百聞は一見にしかず…そう思った片桐は、アームズリング一式を入れたバッグを手にし表に出ると、コネクトリングを使って魔法陣から一台のバイクを取り出し、それに乗って現場に向かった。
一方、城北町商店街ではホムンクルス同士の(?)戦いが数分程続いており、商店街の人々は呆然としていた。
そのホムンクルスは、片方は以前ディザードと戦い痛手を被ったパワード・タイガー、もう片方は全身を白い色の宇宙服みたいな装甲に身を包んだ、頭部に大型電子機器を搭載した楕円形のヘルメットをかぶった謎の人物で、両手に銃を装備しており所かまわず砲撃を続けていた。
片桐に連絡をした警官達も両者の激しい戦いに手が出せず、遠くから見ているしか手はなかった。
そもそもの発端は、パワードタイガーが魔法陣で商店街にテレポートしてきた事から始まる。
以前負った傷はすっかり癒え、新たに白銀の胸部アーマーを装備しており万全の体制で待ち構えていた。
目的は当然、仲間達を倒してきたディザードを倒す事…ただそれだけである。
(さぁかかって来い、ディザード…俺は以前よりも数倍パワーア
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