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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic7 驚愕…新たな敵・ベクターノイド
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。
「ヤッホー、エリカちゃーん!」
「セシリアちゃん!」
(((やっぱり、エリカちゃんの話は本当だったんだ…。)))
セシリアはエリカのところまで来ると、互いに手を取り合い喜び合い、その光景を見た他の生徒はエリカの話が本当だった事を、改めて確認したのであった。
「でもよかった、またセシリアちゃんと一緒だなんて…本当に奇跡みたい。」
「私もそうだよ、エリカちゃん。本当に会いたかった!」
「セシリアちゃん、これからもよろしくね。」
「うん!」
二人の話が盛り上がる一方、小林はいつになったら授業を始めればいいのかずっと待っていたが、結局しびれを切らした小林が「はーい、話はそこまでね」と強引に切り上げ、ようやく授業に入る事ができた。
そして、放課後。
二人は下駄箱で立ち話をしながら、サラを待っていた。
もちろん、エリカはサラにセシリアを紹介するためである。
「セシリアちゃん、これから先輩と一緒に帰るけど…やっぱり緊張する?」
「うん、緊張するね。何だかドキドキするよ。…ところでエリカちゃん、サラ先輩ってどんな人なの?」
「うーん…先輩は、すごく腕の立つ指輪職人で、私は町のみんなを守るために先輩の造った魔法のリングを使って、事件を解決しているのです。」
「…そうだった、エリカちゃんが魔法使いだった事、すっかり忘れてた!」
「Σ忘れては困りますよ!!?」
「えへへ、冗談だよ〜。」
「ん、もゥ…。」
エリカの答えに、セシリアがわざとボケてエリカを呆れさせる…そんな二人の明るくも楽しい会話が続く中、やっとサラが二人の前に現れ、にこやかな笑顔を見せていた。
「おまたせ、エリカちゃんに…あなたがセシリアちゃんね?」
「はい、サラ先輩ですね?よろしくお願いします!」
「こちらこそよろしくね。さぁ、家に帰りましょうか。」
「「はい!」」
セシリアがペコリと頭を下げてあいさつしたところで、三人は足並みそろえて校門を抜け、二人は早速セシリアをたちばなに連れて行く事にし、セシリアも満面の笑顔で二人の後について行った。
三人がたちばなに着くと、まずエリカから先に入り厨房でドーナッツを揚げていたしずかに声をかけた。
しずかも、ドーナッツ作りの手を止めエリカの方を向く。
「しずかさーん、こんにちは!」
「おや、エリカちゃんかい。…あれ、後ろにいる子は誰だい?」
「私の幼なじみのセシリアちゃんです。今日転校してきましたので、しずかさんのドーナッツをぜひ食べさせてあげたいのです。」
「おやそうかい、それは嬉しいねぇ。…セシリアちゃん、私が腕によりをかけて作ったドーナッツをどうぞ。」
「あ、ありがとうございます。」
セシリアは、整然と並んだドーナッツを見回しなが
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