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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第4話 三大冥王
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運命だったんだ。 どんなものでもいつかは 滅ぶ。それが自然の摂理。掟だ。 だが……アルカードだけは あいつのやったことだけは運命って言葉だけでは済ませたくない。だから、オレがかたを付けたい。』


強い決意を……皆に話した。




ジャック side out









アカーシャは同情はやめてくれとは言われても。

軽はずみで聞いてしまったことを、後悔していた。

そもそも、初めて会った時に滅ぼされた、と言う事は聞いている。

だけど、それが自分を除いた全て……とまで思ってなかった。


「……ほんとに。」


もう一度謝ろう、と思ったとき。



『ごめんは いらないよ。俺のせいで又暗くなったな すまない。忘れてくれ。』



そう言ってジャックは笑った。

アカーシャのそんな顔を見たくないから。

それが一番なのかも知れない。




「強いな……貴様は」



御子神はジャックという男の底知れない闇。

そしてそれに勝る決意を見た気がした。

「確かに………のぅ」

見た目はどこにでもいる青年の姿をしている。だが、いったいどれだけの事を闇を持っているのか。

どれほど経験をしているのか。



『強い……か そんなもんじゃないさ。俺なんか……がさ。』



そうつぶやく。





―――………元は。生きる事に疲れただけなんだから…











アカーシャ side










彼の心の闇、 知り合いの村がアルカードにという話は聞いていたけど

ここまでとは。

軽はずみに彼の心に踏み込んだような気がしていた自分に後悔していた



(でも、ここで また、謝ったところで。自己満足だけで、これ以上は……。)



私は 謝るのではなく明るく振舞おうと考えた。これ以上彼に気をかけさせないように。



「さあ 彼の事も分った事だしこの話はおしまい!……ね?」



アカーシャは 話題を変え、今後の行動について話し始めた。

ジャックはそんなアカーシャを見て。

再び笑顔に戻っていたのだった。












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