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東方守勢録
第三話
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「でっ……でも……」

「おねがいします」


何か確信があるのか、雛はまっすぐ悠斗を見ていた。


「……わかりました」

「はい。じゃあ……私から離れないでください」


そう言って雛は真剣な顔つきになっていた。
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2024 肥前のポチ