暁 〜小説投稿サイト〜
トーゴの異世界無双
第九十九話 ミラニとシャオニの連携は大丈夫か?
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
らセイラ達を見つめる。


「だが油断はするなよ」
「へ?」
「ああ見えて彼女達は強いぞ」
「そうなの?」
「二人だけのギルドパーティ『笑う森(ラフィングフォレスト)』。それが彼女達のもう一つの顔だ」
「へぇ、聞いたことあるよ。どちらもギルドランクBランク。だけどパーティランクはAランクらしいね」


 その通りだ。
 セイラ達は、個人ではBランクのギルド登録者だが、パーティでの強さランクではAランクに位置付けられているのだ。
 それだけチームとしての連携力が高評価ということだ。
 先程ミラニはセイラの提案した方式に疑問を感じて聞き返した。
 その理由は、交代制にすれば、その連携力も半減するのではと思ったからだ。
 ミラニは彼女達の闘い方を知っている。
 特に素晴らしいのは二人が連携して同時攻略に挑む時だ。
 だが交代制にすると、それは叶わない。
 どうして、自分達に不利な提案をしたのか気になったが、こちらとしては助かるので追及はしなかった。
 今舞台を挟んで両者が対面する。


「さあ! 両陣営、準備はよろしいですか!」


 モアの声が響き、ミラニはシャオニに視線を向ける。


「最初は私が行ってもいいか?」
「いいよぉ〜」


 ミラニは了承を得て舞台に上がる。
 向こうも一人舞台に上がってくる。


「最初はセイラか」
「行くでミラニちゃん」
「ああ、互いに全力でな」


 互いに視線を強くぶつける。


「いいですか! それでは……」


 モアの次の言葉を誰もが待つ。


「始めぇっ!!!」


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ