第九十八話 あれがミラニの対戦相手か
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っていたが、まさか対戦相手だったとは……」
「ホンマやねぇ」
「何年ぶりかな?」
「えっと、ミラニちゃんがまだ団長になる前やし…………二年ぐらいちゃうかな?」
セイラは腕を組み目を閉じながら過去を思い出している。
「でもホンマ立派になったんやね! タイセーと二人で、団長就任のお祝いせなあかんなとか言ってたんやけど、忙しくてなかなか来られへんかった。ゴメンな」
両手を合わせ謝罪をする。
するとミラニは首を振り返答する。
「いや、そんなものはいい。二人が無事で会いに来てくれたことだけで嬉しい」
「ホンマ! さっすがセイラの親友や!」
嬉しそうにミラニを抱きしめる。
少し驚いて声を上げたミラニだが、彼女の抱擁をミラニ自身嬉しいのか、そのまま少し抱きしめ返す。
離れた二人は互いに笑い合う。
ふとミラニがセイラの背後に視線を送る。
何かを探すような仕草をして、再びセイラに視線を戻す。
「ところでセイラのパートナーはどうした?」
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