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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
三年ぶりの再会
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しイラッとしていたが今は懐かしい。
「…二人共どうしてここに…」
「仕事でここに来たんだ、簪お嬢様。」
簪の弱々しい質問に満月さんは家いたころのしゃべり方で答えた。
「二人て今どんなお仕事してるの〜」
本音が聞いてくると、
「俺達は今ジークフリード社で働いているよ。俺が社長で満月さんは戦闘部隊の1番隊隊長で今は俺のボディーガード。」
俺が答えると、モニカさんが、時間を知らせていた。
「社長そろそろ時間です。」
「分かりました。じゃあな、簪、本音」
「うん、バイバーイ!」
本音は大きな声で手を大きく振り、簪は頭を下げた。俺はそれを見てヒラヒラ手を振って、俺達はアリーナのVIP席に向かった。
Side:一夏
「しかし、すごいなこりゃ…」
一夏とシャルルは今、アリーナの更衣室のモニターを見ていた。
「三年にはスカウト、二年には一年間の成果の確認にそれぞれ人が来ているからね。一年には今のところ関係ないみたいだけど、それでもトーナメント上位入賞者にはさっそくチェックが入ると思うよ」
「ふーん、ご苦労なことだ」
「一夏はボーデヴィッヒさんとの対戦だけが気になるみたいだね」
「まあ、な」
「感情的にならないでね。彼女は、おそらく一年の中では現時点での最強だと、思う」
「ああ、わかってる」
最近、シャルルは、最近、俺が考えていることが分かるみたいで、心配してきた。気持ちは嬉しいだが、このまま心配をかけるのも悪いので、俺は話題を変えるため、何か無いかと、モニターを見ると、VIP席に俺達位の男子が座っていた。
「なぁ、シャルル。あのVIP席に座っている俺達位のヤツて、誰か分かるか?」
「彼は、ジークフリード社の代表取締役の神倉真理だよ。」
「え、ジークフリード社ってあの世界的有名な大企業の?」
「うん。彼はジークフリード社を設立して半年で世界的大企業に変えた天才日本人だよ!確か、年は僕達の一つ上だよ」
同じ日本人ながら、すごいと思う。俺は彼の顔を見た。その顔はモニターごしでよく分かる位のイケメンで、瞳には明確な目標がある目をしている。
「けど、彼、裏では天才武器商人の顔もあるて、聞いたことがあるよ、彼は武器職人しても、有名で、ジークフリードブランドの武器はかなり有名だよ!」
「そ、そうなのか?」
「うん。だから、彼は『破壊の探究者』、『死の商人』て言われてる」
「世の中すごい人間がいるだな」
俺がそう言うとモニターに対戦表が映し出された。
「「ーえ?」」
出てきた文字を見て、俺とシャルルは同時にぽかんとした声をあげた。
一回戦の対戦相手はラウラ、そして箒のペアだったのだ。
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