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トーゴの異世界無双
第九十六話 絶対捕まえてやる!
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度は自分自身の力で……ってことか?」
「ああ」


 カイバの目を見つめる。
 その瞳に濁(にご)りは無い。
 自分の決断にハッキリと満足している。
 そんな思いが伝わってくる。
 だから闘悟は静かに目を閉じて言う。


「そっか、カイバがそう決めたんなら何も言わねえよ」
「おう」


 するとカイバは拳を握って闘悟にポスッと当てる。


「だから楽しませてくれよトーゴ!」


 闘悟はカイバに笑いかけながら答える。


「ま、見ててくれ」


 そう言ってハロを伴って、その場から再びVIPルームへと戻って行った。



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