暁のリーダー。
[8]前話
「・・・お前が阿修羅 無罪か。」
「はい。そうです。宜しくお願いします。」
「…ああ。暁は基本的にツーマンセルで行動している。お前のペアはトビだ。
メンバーは、各自部屋に居るから会うときに自己紹介しろ。」
「わかりました。では、失礼します。」
「ああ、あと。…トビには気をつけとけ。」
「・・・そのことについては重々承知しております故」
だって、仮面つけてるんですよ。顔が分からない人を信用するに値しません。
そう言ってわらう。まあそうなったら自分のことも分からないけど。
「そうか。」
この人も何処か笑った気がした。
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「・・・新入りか。」
早速自分の部屋に行くために歩いていると声をかけられた。
「はい、そうですよ。」
そう言って振り返るとそこにいたのは
「・・・イタチさんじゃないですか」
お元気にしていましたか?
そう聞くと彼は私をにらんできた。おおコワい。
「そんな怖い顔すると顔がグチャグチャになりますよ」
「大きなお世話だ。何故お前がココに居る。」
「いやだなぁ、ココにいて新入りって分かるじゃないですか」
トビとか言うドーナッツみたいなお面ノ奴にかっさられたんですよ。
そう言うとますます顔が険しくなってくる。
「因みにトビとツーマンセルですよ。逃げる道ないでショーね。」
「・・・気をつけろよ。」
「リーダーにも言われましたよ。そこんところは大丈夫です。」
「・・・そうか。何かあったら言え。」
じゃあな。
・・・なんか、前より優しくなっている気がするあのブラコン。
まあ、いいか。残りのメンバーは誰だったけ?と思いながら自分の部屋に向かった。
「・・・聞いときゃあ良かったな。部屋。」
自分の部屋が見つかったのが三十分後だった。
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