無印編!
この単細胞がッ!!
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かの末期状態か?
<あ、そういえばヒリュー。クロノさんのファミリーネーム?ってハラオウンでしたよね?>
珍しくヤミから話しかけてくる。
「え?あ、ああ。確かに僕の名前はクロノ・ハラオウンだが?」
<ヒリュー、ハラオウンって、緒里さまのご友人にリンディ・ハラオウンって方がいたはずなんですけど・・・>
あー、そんなはなしもあった・・・っけ?
「なあクロノ、リンディって人、知ってる?」
「いや、知ってるもなにも僕の母親だし、そこでブツブツ言ってるし」
・・・・・・・え?
<伊織さまに念話をつなげてみては?>
あ、たしかにそうだな。
『そんなわけで母さん』
『そんなわけで母さんですが、どうかしたの、陽龍?』
やばい、母さんが突っ込んでくれない。
『リンディ・ハラオウンって知り合いだよね?』
『? そうだけど、なんで知って・・・って、自分で言ったのか。リンディがどうかした?』
呼び捨てなんだ・・・。
『そのリンディさんが目の前で抹茶に砂糖入れまくりながらブツブツ言ってるんだけど』
『未だにあの甘党、治ってないのね・・・しかも悪化してるし。
ちょっと説教したいからモニター開くわよ?』
そして念話を切ると、目の前に少し大きめのモニターが現れる。
さあ、ここからは母さんの独壇場だッ!
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