エピローグ:見よ、魔女が帰る
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よ。 なぁに、いざとなったら人間を魔族に変える方法なんていくらでもあるさ」
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「あぁ、魔女が帰ってゆくよ」
「……気を落すな。 アレは相手がわるかった」
グリフィンの背に乗って飛び去ってゆく姿を見送りながら、ボイツェフ中隊長とシバテン治癒官は疲れ果てた声でそう呟く。
「二度と……二度と関わりあいを持つものか」
「それが懸命だな」
お互いを慰めあう二人だが、彼等は未だ想像もしていなかったであろう。
魔界の一部でありながら魔族がおいそれと寄らぬ場所、彼等の警戒する人間界への門の真横に、一組の夫婦がアトリエ・ガストロノミーの第一支店を開くことになるとは。
そして、その支店の様子を確認するため、キシリアがこの地を何度も訪れるようになるのは、それから数年後のことだった。
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