機動戦士ガンダムSEED
0236話
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としてシャドウミラー、及びオーブの手で裁判を行う事とする。
4.連合、プラント共に地球上で現在お互いが占領下に置いている地域をそのままそれぞれの国境線とする。ただし、何らかの事情で管理出来ない場合は交渉して国境線を変動する事を認めるものとする。
5.プラントを建設する為の費用を出したプラント理事国家に対しては戦前の関税優遇措置により完遂したものとし、以後の優遇措置は強制出来ない事とする。
6.連合、プラント双方共にシャドウミラー及びオーブの査察を無条件・無制限に受け入れる事とする。
7.連合、プラント共にNジャマーキャンセラーの軍事的利用を禁止する。
8.連合、プラント共にミラージュコロイドの軍事的利用を禁止する。
9.地球側に対する条約監視団常駐基地や在シャドウミラー及びオーブ公館の所在地として、大西洋連邦、ユーラシア連邦、東アジア共和国にある軍事基地を提供する。
10.プラント側に対する条約監視団常駐基地や在シャドウミラー及びオーブ公館として、ザフトの軍事衛星の一つを提供する。
11.月は全域を中立地帯とするが、シャドウミラー及びオーブを2とした場合、双方1の拠点を置く事を認める。
12.以上の条件をC.E.71年12月31日までにシャドウミラー及びオーブの名の下に遵守する事とする。
「以上だ」
こちらの希望する条件を述べた後、席へと座る。
色々と条件を並べたが、その殆どは原作のユニウス条約とそう変わりはない。……もっとも、シャドウミラーとオーブが実質的な戦勝国となっている関係で随分とこちら側に有利な条件ではあるが。何せNジャマーキャンセラーにしろ、ミラージュコロイドにしろ、禁止しているのはあくまでも連合とプラントに対してだけなのだ。オーブがその中に含まれない以上こちらは何の問題も無く使う事が出来る。いや、ミラージュコロイドはともかく、Nジャマーキャンセラーはシャドウミラーにしてみれば時代遅れの産物なのだが。
条件の1、4、5に関しては本来のユニウス条約よりも随分とプラント側に有利な内容とした。これが認められれば原作と違いアイリーン・カナーバが議長を辞める必要も無くなるだろうし、ギルバート・デュランダルが議長になってデスティニープランを強行するのも難しくなるだろう。……デスティニープランの内容を見透かされている状態で行動に移すかどうかは微妙な所だろうが。
査察団に関して言えば、量産型Wとオーブ政府で十分だろう。
そして2に関しては、資金と言うよりもこの世界特有の技術を大っぴらに使えるようにする為と、資源が目的だ。後、ついでに戦場の通信やレーダー等を妨害する目的としてのNジャマーか。一番欲しい技術のPS装甲に関しては、開発者であるマリューがいる以上はここで盛り込む必要は無い
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