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BIOHAZARD Operation MID-CHILDA
第1話:襲撃
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ハンク自身も装備を点検する
…その最中に、ふと息苦しさを感じガスマスクの吸入缶に手をやる
何か固い物が付着している
バリッと引き剥がし目の前に持って行く
吸入缶に付着していたのは氷の塊だった。
気がつけば吹雪が治まっている
ハンクは、しばらく氷の塊を見つめ手に力を込める
手に持った氷が砕け散った瞬間
遺跡が白い光に包まれた。
ヴィータside
今回の任務は観測指定世界から戻る局員の護衛で、簡単な任務
そして なのはが任務に同行する事になった。
アタシは少し疑問に思った。
局員の護衛に高ランク魔導士が2人も付く何て例がない
何より、なのはは休んでない
任務から帰ると休む間もなく夜遅くまで訓練
僅かな睡眠を取り朝早く起きて魔法の練習
健康診断すら受けない
だから任務前に休むように言った
でも
「大丈夫!
私、頑丈だから
もう心配性だなぁヴィータちゃんは」
なのはは笑ってそう言った。
だから大丈夫だとアタシは思ってしまった。
(普段通り飛んでるし大丈夫…だよな?)
中間地点である遺跡が見えた所で、なのはを見る
いつも通りの飛び方
いつも通りの顔
心のどこかで感じていた違和感を気のせいと片付けた
その時だった。
突然 白い閃光が視界を奪い浮遊感がした。
(落ちている!!)
冷静に飛行魔法を発動する…が
何故か飛行魔法が発動しない
何度やっても発動する気配がない
焦っていると、やわらかく冷たい物に体が触れる
(地面!?
チクショー何が起こってんだ?)
目を開けるが先程の白い閃光の影響か何も見えない
「クッソ一体何が…ぐあっ!!」
少しだけ目が見えるようになった時
聞き覚えのある炸裂音と共に局員達の悲鳴が木霊する
(質量兵器!?
なのはは!?)
ボンヤリとした視界の中で質量兵器を持ち局員を銃撃する黒い戦闘服を着た男達と倒れ伏し白い雪を赤に染めている局員が見えた。
目を覆いたくなるような光景の中で、ヴィータは見慣れた白いバリアジャケットを見つけた。
しかも襲撃者と必死に戦っている
(アタシが…なのはを助けないと)
立ち上がり、なのはの元に行こうとするヴィータの前に別の襲撃者が立ち塞がる
ガスマスクの上からフードを被った男
明らかに自分に敵意を向けている
「邪魔…すんなー!!」
一刻も早く なのはの元へ向かう為、男へと突進する
そして渾身の一撃が直撃すると思った瞬間
(えっ?)
視界が真っ白になり顔が冷たい雪に埋まる
見た目以上に襲撃者達は実力や経験があるようだ
(チクショー
…なのはは無事か?)
顔を上げ、なのはがいた場所を
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