暁 〜小説投稿サイト〜
BIOHAZARD Operation MID-CHILDA
第1話:襲撃
[1/4]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
「今回の任務は第193観測指定世界
から戻る局員の襲撃だ」
襲撃ポイントへと向かうヘリの中で、ハンクは5人の隊員に作戦内容を説明していた。
外は猛吹雪で時折ヘリが激しく揺れる
「最優先ターゲットは高町なのは・八神ヴィータの2名
そして可能であれば、高町なのはの血液サンプルを入手せよ
というのが司令部からの命令だ」
『目的地まで、あと20秒!!』
パイロットの報告にハンクはMP5A5に弾倉を込め
初弾を薬室に送る
そして行動を共にする5人の隊員を見る
自分のチームから度胸と技量に優れた隊員を集めたが数が少なすぎる
(…数が少なかろうとミッションは成功させる)
ただ、自分の愛弟子であるベクターが任務に参加できたのは幸運だった。
『到着したぞ!
迎えは1930時にZ02B05A07だ!!
10分待って来なければ置いて行くからな!!』
「よし!ミッション開始だ!!」
ハンクを含めた6名は地面ギリギリを飛行しているヘリから飛び降りると早速、襲撃の準備を始めた。
今回の任務には対空戦魔導士用装備の試作品が配備されている
それは長さ約1メートル 直径15センチのポール状の装置で名前をエネミーセンサーと言う
この装置はリモコン式で発動すると閃光と共に特殊な粒子を拡散させるのだ。
現在、改良が進められており将来的には、センサー式で手榴弾位の大きさとなる予定だ。
「時間がないぞ!急げ!!」
ターゲットの移動が時間通りなら、あと10分程で到着する筈だ。
「よし、ターゲットの『高町なのは』は私が相手をする
ベクターは『八神ヴィータ』を足止めしろ
ゴブリン1はセンサーの起動を
ゴブリン2・ゴブリン3・ゴブリン4は局員を始末しろ」
「「「「「了解」」」」」
そして、それぞれが襲撃の為に遺跡の各所に散らばる
襲撃に最適なポイントは2つ
1つ目は移動中の局員を雪原で襲撃するポイント
確実に殲滅させる事が可能だが遮蔽物が無い為に襲撃を察知される可能性が高い
2つ目は移動ルート上に存在する遺跡で襲撃するポイント
遮蔽物が多く襲撃を察知される可能性が低く
タイミングが良ければ反撃される事なく殲滅する事が可能だが
逆に言えば、タイミングが悪ければ遮蔽物を利用され逃げられる可能性がある
2つのポイントの内、ハンクは後者を選んだ。
理由としては3つある
1つ目は任務の重要性
2つ目は敵にAAクラスとAAAクラスの魔導士がいる事
そして3つ目は新装備のテストである
以上の点を含めて考えれば妥当な判断だろう
『隊長、ターゲットを目視しました
あと5分程でポイントに来ます』
「…武器の点検をしろ」
短く命令を下し
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ