暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
15話:覚醒するD/貫きたい思い、守りたい約束
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訳でもないよ。体には負担はかかるし…」
上空にはまるで流星のごとく集まるピンク色の魔力。それに向けデバイスを振り上げているなのは。そしてその下方で動かないでいるフェイト。もう二人の戦闘は終盤に突入していた。
「フェイトは動かない…というより動けねえのか?」
「ってバインド!?いくらなんでもあれは…!?」
「これが私の全力全開!!スターライト、ブレイカーーーー!!!」
なのはが振り下ろしたデバイスの先にある魔力の塊がフェイトに向け放たれ、フェイトの姿がピンク色の魔力に埋もれる。そしてそれは海をも巻き込み、大きなうねりを生む。
「おい、こりゃぁ…!」
「すごい…これがあのなのは…!?」
「フェイト!?」
砲撃の影響で周りが閃光に包まれる。それが晴れたとき、上空では肩で息をするなのはと、意識を失ったフェイトが。フェイトは意識を失ったことで、海へ真っ逆さまに落ちていく。
「フェイト!?」
「ユーノ、アルフと一緒に二人のところへ」
「え?でも士は…?」
「俺はいい。疲れたし、普通の状態だと飛べねぇからな」
「うん、わかった」
落ちていくフェイトを見て真っ先に飛び出すアルフ。ユーノも士の言葉でアルフの後を追う。
海に落ちたフェイトを抱え海から出てくるなのは。そんな二人を朝日が照らしていく。
「勝った、か…」
なんとか飛べるフェイトに、その頭上にジュエルシード。アルフとユーノはそんな二人を少し遠目から見ていた。
[士君!来たよ!]
「何!?」
そこで士に突然通信が入る。通信相手はエイミィ。そしてそのすぐ後、朝日で明るかったはずの上空は大きな雲で覆われ、突然の雷にフェイトは打たれてしまう。
「フェイトちゃん!」
「フェイト!」
その雷のせいでバルディッシュは砕け待機状態に。ジュエルシードもどこかへ消えていってしまった。
[士、聞こえているか!?]
「クロノか!?今のそっちの状況は!?」
[エイミィが場所の特定に成功した!そこに武装隊を向かわせたところだ!君達は念のためこっちに戻ってきてくれ!]
「了解した」
通信に応じて、士は上空の四人を見上げる。
―――――事件の終幕は、もうそこまで来ていた。
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