暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
15話:覚醒するD/貫きたい思い、守りたい約束
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り出し、ディケイドライバーへ装填する。すると三度士の横に新たな影が現れる。
その姿は緑と黒の体の間に、クリスタル状の超越的身体・クリスタルサーバーが出現したWの最強フォーム、『サイクロンジョーカーエクストリーム』だ。

「そ、それは…!」
「こいつで決まりだ」
〈 FINAL ATACK RIDE・da da da W!〉

そしてその言葉と共にライドブッカーからカードを取り出し、装填する。それと共にジャンプする。動きがリンクしているWも共に飛ぶ。


〈 Double extreme! 〉

「だああぁぁぁ!!」
「ぐ、おぉぉぉぉぉ!?」

飛び上がったと共に俺の周りにはマゼンダと黒、Wの周りには緑と黒の風に包まれながら両足で蹴りを叩き込む。
食らったウェザー・ドーパントは吹き飛び、地面に落ちたと同時に大きく爆発する。

「メモリブレイクを含んだ一撃だ。これで、やっと……」


「さすが…ですね……仮面、ライダー……」


「っ!?」

爆発が収まり、爆煙に包まれる。そして爆煙が晴れていくのに合わせ俺が言うと、爆煙の中から声が聞こえる。完全に晴れたとき、そこには膝と両手をついているウェザー・ドーパント…いや、その元の姿である井坂深紅郎がいた。

「ですが…これで終わり、では…ありませんよ…」

だが、その体はすでにボロボロ。いや、ただボロボロという訳じゃない。井坂の体は徐々に、崩れていっている。

(これは確か…メモリの使い過ぎや改造メモリの使用の反動による身体崩壊、か……)

「ショッカーは必ず、目的を果たす……この地球はおろか、全ての世界を…手に入れる為に……」
「何だって!?」
「全ての世界ってことは…この次元世界全部か!?」

井坂の言葉にアルフとユーノが声を上げる。

「もうあなたでは止められない……この世界は…いずれショッカーの手に……フフフフフ、ハハハハハハハ……!」

その声と共に体は分解されていき、その姿は消滅していった。

「……やらせるかよ。この世界も、別の世界も。お前らなんかには…絶対にな」

消滅していった井坂に、士はもう届かない一言をいう。そして士は変身をとく。

「士……」
「…さて!あっちの二人の方はどうなったかな?」

ユーノは少し心配そうに士を見ていたが、士はすぐに踵を返し上空で戦う二人を見上げる。

そこでは―――――

「受けてみて!ディバインバスターのバリエーション!」
〈 Starlight Breaker 〉

「おい…あれは……?」
「集束砲、だね。周囲に散らばった魔力を集めて使う魔法だよ」
「周囲に散らばった?ってこたぁ今まで使って空中に残った魔力を使う、エコな魔法なのか?」
「そういう
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