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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
八話〜遊びとトレーニング
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ばついていくので精いっぱいだった。
その後も潜水や水球などを行ったが、皆機敏に動く上に、スタミナ切れも起こさない。
しかし、私はと言うと……。


「はぁ、はぁ……」
「お、やっぱついていけなかったか」
「体力には自信があったんですが……」
「いや、十分だろ。大したもんだと思うぜ」


ノーヴェさんはそう言うが、年下に負けた、と言うのはなかなか納得がいかない。


「水の中ってのは地上とはまた違った力の運用が必要なんだよ」
「ではヴィヴィオさんたちは……?」
「週2〜3でプール通ってるからな。持久力のある筋肉が自然とできてるんだよ」
「そうだったんですか……」
「ついでだから面白いもん見せてやるよ。おーいヴィヴィオ、リオ、コロナ!」


そう言ってノーヴェさんがヴィヴィオさんたちを呼ぶ。


「何ー?」
「水斬りやってみてくれ」
「はーい!」


水斬り……?なんでしょうか?


「水斬り……?」
「ちょっとした遊びだよ。打撃のフォームチェックにもなるしな」


三人の動きを見ていると、まずコロナさんから動き始めた。


「えいっ!」


水中でパンチを放つ。すると水柱が上がった。
続いて、リオさん、ヴィヴィオさんもパンチを放つ。


「アインハルトも格闘技強いんでしょ?試しにやってみたら?」


ルーテシアさんにそう言われたので、私もやってみることに。




…………………………………………………………………


水に入り、構える。
水中では大きな踏み込みは使えない。ならば抵抗の小さい回転の力を使って……放つ!


「「「おおっ!」」」
「すごーい!」
「カニさ〜ん♪」



すると4〜5mくらいの水柱が上がった。ヴィヴィオさん達から歓声が上がる。一人全く関係ないことを言っている子もいるが。
しかし、イメージではもっと行くはずだったのだが……
そう思っているとノーヴェさんがこちらにやってきた。


「お前のは初速が速すぎるんだよ。初めはゆっくり、インパクトに向けて鋭く加速。これを力入れてやれば……」


説明しながら蹴りを放つノーヴェさん。
その蹴りは10m近い高さの水柱をあげた。


「こうなるわけだ」
「おお……」
「ノーヴェはやっぱすごいね」
「ま、それでもあの人たちには負けるよ」


ヴィヴィオさん達は盛り上がっているみたいだが、私はもう一度試したくなった。
初めは脱力。インパクトに向けて加速して……撃ち抜く!!


「さっきより進んでます!」
「あたしたちもやろー!」


それからはみんなで水斬りをやった。
ヴィヴィオさんが一番私に近い高さの水柱を上げていたの
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