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じゃ」
お爺さんが肯定する
「無理無理無理そんな世界、無事に産まれても直ぐに死んじゃうよ?」
「そう言うと思っておった、安心せい対策は取ってある」
「対策ですか?」
「そうじゃ、今からお主が望む力を二つだけ与える、お主の本来の力と合わせれば十分生きられる筈じゃ」
「二つって何でも良いんですか?」
「良いぞ」
其れなら生きられるかもと希望が見えて来た
「なら、一つ目に自衛の為に身体能力を鍛えれば鍛えるだけ強くなれる体を、二つ目に才能を下さい」
「一つ目は分かるが、二つ目はなんじゃ?」
「どんな物にも才能が有ると思うんですけど、料理の才能だったり戦いの才能だったり、そういった才能全般が欲しいです」
「成る程の、分かった与えよう」
「ありがとうございます」
どうやら、要望は通った様だ
「ムゥ?」
お爺さんが唸ったと同時に体に力が湧いてきた
「お爺さん、一つ聞いて良いですか?」
僕は気になっていた事を聞いてみる事にした
「あっちの世界に神様が居ると言ってましたけど、お爺さんみたいな人が居るんですか」
「違うぞ、ワシは神の様な者、あっちに居るのは神じゃ、ワシは元々形が無い者でなお主が知っている神とは根本的に違うんじゃよ、言うなれば信仰や願いの集りの様な物」
良く分からないがそういった物なんだと思っておこう
「良し、これで全てが終わった、後は、後ろの扉を通れば良いだけじゃ」
「後ろ?」
僕が後ろを向くと其処には立派な装飾が施された扉が有り開いていた
「さあ行きなさい、あの扉を通れば新しい世界だ」
僕は扉に向かって歩き出した
「ありがとう、行ってきます」
僕は扉を通る前に振り向き一言御礼を言って通った
「オギャーーーー?」
「先生産まれました!」
こうして僕は新しい命を得た
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