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しみなどをお爺さんにぶつけた、お爺さんは関係無いのは分かっている、でも無理だった泣き喚き自分が何を言っているのかさえ分からない
「今は思う存分泣けば良い、楽になるまで」
そして、暫く僕は泣き疲れ、スッキリした所で
「すいませんでした」
「フォフォフォ良いよ、どうやらスッキリした様じゃな」
「はい、ありがとうございます」
僕はお爺さんに御礼を言った
「いや、ワシに御礼など言わんで良い」
「どうしてですか?」
「実はの、ワシがお主に会いに来た事に関係するんじゃがな」
神の様な者が険しい顔になり
「すまなかった」
「どうして謝るんですか?」
「お主の不幸体質は、ワシらのせいなんじゃよ」
「?」
「お主の不幸体質は本来人の身に宿る物じゃ無い、ワシらの様な者に宿る物なんじゃが、何故かお主に宿ってしもうた」
申し訳なさそうに言い
「其れに本来不幸体質はそう言った物じゃ無い」
「違うんですが?」
「不幸体質の本質は運気の操作もしくは確率の操作を行う力なんじゃよ」
「でも!僕は不幸のままでした、操作出来るなら何故僕は不幸のままなんですか?」
僕は怒りがこみ上げて来た、もし操作が出来たのなら僕は理不尽な仕打ちを受けずに居られたのにと
「本当にすまなかった、この力は今言った通りワシらの様な者が使う力、お主に様な人の身では無理なんじゃよ、力を扱えず暴走しお主に不幸だけを与えておった」
「そんな……」
僕が落ち込んでいると
「其処でお主に提案がある」
「提案?」
「そうじゃ、お主もう一度生きてみたいと思わんか?」
「出来るんですか?でも、生きていても又あんな仕打ちを受けるのは」
僕は、生前の仕打ちを思い出し渋る
「安心せい、お主のその力を人の身で扱える様にしておいた、人の身で扱う為其処まで強力な力では無くなったが、暴走する心配も無くなった」
「本当ですか?」
「本当じゃよ、で、どうする?もう一度人生をやり直すかの?」
「やり直したい、幸せになれるならもう一度」
「うむ分かった、しかし一つ言っておく事が有る、もう一度人生をやり直す場合同じ世界ではダメじゃ、なんせお主は死んでおるからの」
そう言って、二人は横を見ると一つの死体が目に入った
「うわ?僕の死体!と言うか何此処!」
僕は驚いた、横には僕の死体周りの人はまるで像の様に止まっている
「お主、案外抜けておるな、安心せいお主は今魂の様な物で周りはただ時間を止めておるだけじゃよ」
お爺さんが呆れている
「へ〜凄いな」
「話を戻すぞ、 今言った通りお主を別の世界に転生させる、じゃが問題が有る」
「問題?」
「その世界には、人以外にも天使、堕天使、悪魔、神などや魔物挙げ句の果てにドラゴンなどが居る世界なんじゃよ」
「ファンタジー?」
「ファンタジー
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