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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第3話 力を魅せる
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るとは思っても見たかったようだ。

苦笑している間に…ジャックから攻撃が飛ぶ!



 
『……防いでみろ!!』





両の腕を空へ掲げる!




『溶岩驟雨!』




両腕のマグマの塊が一斉に空へと撃ちあがった!!




“ドドドドドドドドドドッ”




そして、




“ヒュルルルルルルルルルルル……”



“ドゴドゴドゴドゴドゴドゴッッ!!!!!!!!”




東方不敗の周辺を大量の火山弾が雨のように降り注ぐ!

攻撃の速度も速いが、何より脅威なのはその数。

正に雨なのだ。

比喩ではない。

マグマの雨。

避ける事は最早不可能な程の数。

瞬時に判断した、東方不敗は。




「くっ…!!」


東方不敗は、腕を素早く振ると。




“ヴヴヴヴヴヴ………フッ……”




まるで身体にノイズが走ったかのように景色に溶け込んでいった。


マグマを次元刀で切り裂くのではなく。

回避したのだ。







(次元をずらして …回避したが 火山噴火の様な攻撃をしてくるとは… 収まるまでは下手に出れんな。……回避時間も限度がある。早めに手を考えねばな。)






一息つくように…そう言っていた。




『次元刀で空間外に逃げた……?』


                          
マズイな…次元回避って気配も消えるのか?

この場にすらいなかったような感じがするほどだ。

超人系(パラミシア) 空気開閉(エア・ドア)も追加すればよかったかな?

悪魔の実の力は自然系(ロギア)のみしか脳内データになかったのだ。

考えていても、後の祭りだけど。


そして、 それらを考えていたのは数秒間だったが。




『!!』

「隙ありじゃ!」




ジャックが集中を切らしていると感じた東方不敗は。

咄嗟に地面をすり抜け。

ジャックの背後に立つ!

火山噴火の死角。

本人とのゼロ距離の位置。

そこが攻略法だったのだ。





“ザシュ!!”




鮮やかな…一刀両断の一閃!




『ぐっ!!』



…その一瞬でジャックのマグマ化した両の腕、足を切断した。





「はぁっ…はぁっ…」




肩で息をしているのは東方不敗。

だが、

「…ッ!…しまった!本当に切ってしまったわい!!」

してしまったことに気がつく!

……共闘しよう!って言ってる相手をぶ
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