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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第3話 力を魅せる
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を変えていたのだ。
『ああ……心配しなくていい。 妖力を抑え偽りの姿をしていたのを俺の魔力で引きずりだしただけですよ。力を抑えた状態の相手と戦っても面白くないですから。』
ジャックはそう言って笑っていた。
言葉からわかる様に力を抑えた相手とは戦いたくないようだ。
やっぱ 戦闘狂に目覚めた?? 苦笑
東方不敗 side
東方不敗は自身の身体を確認し、どこも異常がない事をまず確認した。
そして改めてジャックの方を見る。
――ばかな…このような術聞いたことがない、わしの場合は妖力を抑えて 姿を変えていた。
相手の妖力を封じる術ならまだしも。 相手の力を引き出す術?メリットが全くない。
だまし討ちのために妖気を抑えていたとしたら?自分の勝率が下がってしまうだろう。
いかに、力を見せると言う明確な目的があったとしても……。
それらを含め……あるとすれば 全力の相手と戦いたいという思考の持ち主。所謂、戦闘狂なのか?
なんにしても 全くつかめん男じゃ…
長く生きているが彼の様タイプの妖怪には会った事がない。
東方不敗はそう感じていた。
Side out
アカーシャ side
アカーシャは、ジャックを見つめている。
(やっぱり……思ったとおり…。)
彼女は彼の力を見たいといったがその理由は力量を信じてなかったわけではない、
あの初めて会ったその時からそう…その雰囲気は…絶対的ともいえる力量を感じ取った故の行動だった。
私は真祖と呼ばれる吸血鬼…。
自分自身を過信する訳ではないが、ある程度の相手の強さは図る事は出来る。
彼の力は…もちろん目算では計測不能だった。
あの人の言うこと全て100%信じたわけじゃないけれど。
1つ…思うところがある…。
それは……そう…何か暖かい感じもする所…。
心が温かい?一緒にいて安心する?
その圧倒的、絶対的な力とは裏腹にすべてを包むような優しさのようなが感じられる。
なぜかわからないけどそんな感じがする……。
Side out
ジャックは、考え込んでいる東方不敗の前に立つと
『さ やりましょうか!東方不敗さん?』
パシっと両の拳をあわせた。
それを見た東方不敗は。我に返る。
その次の瞬間には驚いた顔が瞬時に消え、若かりし姿の東方不敗もまた 不敵な笑みをこぼしていた。
「ふははは……ヌシは面白いのぅ! ワシもわくわくしてきたぞ!年甲斐もなくな…
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