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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
七話〜試験と合宿
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ます」


リビングで待っていたリオとコロナもアインハルトさんと挨拶を交わす。


「こんにちは」
「「こんにちはー!」」


挨拶を終えたアインハルトさんはある一点に目が釘付けになっていた。


「あの……、あの方は?」
「あそこで馬になってるのは私の旦那なの。ああ、自己紹介がまだだったね。私はフェイト・T・ハラオウン。ヴィヴィオの叔母です」
「それはどうもご丁寧に。アインハルト・ストラトスです」


フェイトさんとの自己紹介を終えたアインハルトさんは今度はママの方へ。


「初めまして、アインハルトちゃん。ヴィヴィオの母です。娘がお世話になってます」
「いえ、……こちらこそ」
「格闘技、強いんだってね。すごいねぇ」
「は、はい……」
「こら、なのは」


アインハルトさんにぐいぐい詰め寄っていくママはパパによって引き剥がされた。


「大人が子供を困らせてどうする。君の悪い癖だぞ」
「あはは……ごめんね」
「いえ…」
「すまなかったな、アインハルト」
「そんなことはありません。大丈夫です」


その一連の流れを見ていたママはパパに聞く。


「なんでパパとアインハルトちゃんは顔見知りみたいな話方してるの?」
「それは顔見知りだからでしょ?」


質問に私が答えるとママは私に詰め寄ってきた。


「どういうこと?聞いてないんだけど!!」
「言ってなかったか?」
「聞いてません!!」


あ、この流れはあれだ。ダメなパターンだ。


「さてと。皆行くから準備して」
「「「「はーい!!」」」」


事情を知る私、コロナ、優、アリシアちゃんの四人はそのままフェイトさんに着いていく。


「えっ?どういうこと?」
「あの……放っておいていいのですか?」


事情を知らないリオとアインハルトさんはパパとママの言い争いを見ておろおろしている。


「いいんですよ。それより、そこに居るとピンクな空気に当てられますよ」
「「はい?」」


事情の呑み込めない二人が再びママたちの方を見ると。


「そろそろいいだろう?」
「やだ。あと三分」
「はぁ……。わかったよ。三分だけな」


いつの間にかソファに移動していちゃつく二人。
恐らくリオとアインハルトさんは何が起きているのかさっぱりわかっていないだろう。


「ああなったら長いんで早く行きましょう」
「幸いうちの車は8人乗りだから子供たちはみんな乗れるよ」


私とフェイトさんに急かされて事情を呑み込めぬままに着いてくるリオとアインハルトさんであった。




side アインハルト


最終的にフェイトさんの車に子どもたち全員、
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