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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
七話〜試験と合宿
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「おはよう。二人とも試験対策は?」
「バッチリだよ」
「ちょっと不安……」
問題なしの私と少々危険なリオ。まあ危険と言っても平均+10点位は取れそうなのだが。
「そういうヴィヴィオはどうなの?」
「私はそこそこかな。最近あんまり勉強してなかったからね…」
いつもは学年20番代には名前の載っているヴィヴィオも今回は不安のようだ。
「でも試験が終われば試験休みだし!」
「頑張って乗り切ろうね、リオ!」
二人は不安の残る者同士励まし合っている。
私は座学は問題なしだから頑張ってとしか言えないが。
…………………………………………………………………
「終わったー!!」
「休みだー!!」
試験期間も終わり、リオとヴィヴィオは元気を取り戻した。
最終日の今日はフィジカルテストで、帰りのHRで座学の結果と共に成績が返ってくる。
「じゃあ早くうちに行こう!」
ヴィヴィオの家で成績の見せ合いをしてから家に行って荷物を取ってくる、という手筈になっている。
二人はどうだったのかな?気になるから早くヴィヴィオの家に向かおう!!
side フェイト
現在私達一家はなのはの家に向かう途中の車内でエリオとキャロに連絡を取っている。
「エリオ、キャロ。二人とも引継ぎは終わった?」
「はい。ついさっき終わりました」
「予定通り週末からお休みです」
ちなみに運転は私がしている。
ランスは……かなりの走り屋なのでアリシアの安全を考慮してだ。
本人曰く、“スピードを出さずして何のための車か!”
だそうだ。スピード違反を取り締まる側の管理局員がそれでいいのか、と常日頃から言っているのだが直す気配はない。
それはさておき。
「それじゃあ恒例のオフトレ先でね」
「はい!」
「それよりお前ら」
話も終わって通信を切ろうとしたら、ランスが話に入ってきた。
「なんですか?」
「どこまで進んでるか教え「じゃあね、エリオ、キャロ」…おい、ま」
話を変な方向に持っていこうとしていたので無理矢理通信を切る。
「後で少し話そうか」
「イエス、マム」
全く、懲りないんだから。
side ノーヴェ
「オフトレ、ですか?」
「ああ。一緒にどうだ?」
アインハルトをオフトレに誘うために連絡を取っているのだが、あまり乗り気ではないようだ。
だがまあ、アインハルトに来てもらうための方法はわかっている。
「来ればオーバーSクラスのトレーニングも見れるぜ?ヴィヴィオ達もいるし、練習相手には事欠かねえ。どうだ?」
「ですが……」
「『
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