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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
六話〜対決、そして
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持っているようには見えないだろう。
………戦闘中になれば別だが。


(それほどの人ならば是非ともお手合わせを……)
(まず勝てねえぞ。あたしですら本気のあの人には一撃すら入れられる気がしねえからな)
(………そんなにですか?)
(ああ。だからやめとけ。三輪車でスポーツカーと競争しようとしてるようなもんだ)
(……わかりました)


アインハルトを納得させたところでティアナが言い出す。


「それじゃあアインハルトは私の車で。ヴィヴィオ達は士郎さんが乗っけて行ってくれるそうだから」
「……はい」


それぞれが移動をしようとした時だった。
突然ヴィヴィオが立ち止まり、アインハルトの方を向く。


「アインハルトさん!今日は負けちゃいましたけど、次は絶対勝ちますからね!!」


大声で宣言するヴィヴィオに目を丸くするアインハルト。
しかし直ぐに返答した。


「私も、負けませんよ。ヴィヴィオさん!」
「……!はい!」


そのやり取りをしている二人の顔は期待に胸を膨らませているような笑顔だった。
……これが英雄たちの遺志を継いだ二人の少女の本当の出会いだった。
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