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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
六話〜対決、そして
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どうかな……?
丁度いいタイミングみたいだし。
アインハルトはスバルとティアナに任せて様子を見に行くことにした。
…………………………………………………………………
「よっ」
「あ……ノーヴェ……」
大人モードを解除し、明らかに落ち込んでいる様子のヴィヴィオ。
「……負けちゃった。まだまだだね、私」
「そうだな」
「全くだ。まだまだ修行が足りないな、ヴィヴィオ」
「え?」
不意に会話に割り込んできた人物の声に驚き、顔を上げるヴィヴィオ。
その視線の先には……
「パパ!?」
士郎さんが私服姿で立っていた。
「なんで……?」
「あたしが呼んだんだ。丁度近くに用があったそうだから帰りにどうか、ってな」
「そういうことだ」
士郎さんを見て数人が驚いている。
「士郎様、お久しぶりでございます」
「お変わりありませんようで何よりです、士郎様」
「ああ。久しいな、ディード、オットー。……しかし、様付けで呼ぶのはやめてくれと言ったのだが。チンク、君からも何か言ってくれ」
「……あきらめてください」
あちらは平常運転。チビ二人はと言うと……
「士郎さんお久しぶりですー!」
「久しぶりだな、コロナ」
「えーっと……ヴィヴィオの、お父さん……ですか?」
会ったことのあるコロナと初めて会うリオで反応が違う。
それはそうだろう。ヴィヴィオとは色々と違うからな、この人は。
「君がリオか。常々話は聞いている。これからもヴィヴィオと仲良くしてあげてほしい」
「あ、はい!こちらこそよろしくお願いします!!」
優しく笑いかけてそう言うこの人があの『弓兵』だと知ったらリオも驚くだろうな。
そんなことを考えていると、ティアナが士郎さんに気付いたようだ。
スバルとアインハルトを連れてこちらにやってくる。
「士郎さん、ご無沙汰してます」
「ティアナ、君も来ていたのか」
「はい。丁度休暇だったもので、スバルも一緒に」
「お久しぶりでーす!イクスの件以来ですね」
「そう言えばそうだったな。イクスヴェリアは変わりないか?」
やはり師と弟子として積もる話もあるのだろう。ティアナも嬉しそうだし。
と、そこでアインハルトが士郎さんを見つめているのが見えた。
そんなアインハルトにあたしは念話で話しかける。
(どうした?士郎さんの方ばっか見て)
(ノーヴェさんですか。……あの方が本当に噂の?)
(ああ。あの人が『
弓兵
(
アーチャー
)
』だ)
やはりそう思うようだ。
魔力は魔術回路を開かなければほぼ抑えられている上に纏う雰囲気が柔らかいからな。
とても噂になるような強さを
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