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王道を走れば:幻想にて
第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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たのだ。彼女は優越心を感じさせる笑みを慧卓に、そしてアリッサに向けた。

「こういうのは、初めてでしたかしら?ごめんなさいね、アリッサさん。貴女には出来ない事ですわ」
「・・・少し、嫉妬するな、その大きさは」

 薬の副作用により常よりも大きくなった慧卓の陰部が、亀頭を残してすっぽりと胸の中へ収まっている。自らの肉体ではそれが出来ぬのは嫌でも理解出来る事であり、小火のように嫉妬の念が生まれてしまうのも仕方の無く、彼女の身体を揺り動かす切欠ともなった。
 アリッサは膣口に精液を付着させながらじわりと寝台の上を這っていく。そして今にも性技を施そうとしたソ=ギィの後背に顔を向けると、熱っぽく舌先を彼女の膣になぞらせた。仄かな甘い味を味わって臀部に顔を埋めながら、アリッサは言う。

「存分に攻められよ。私はここをいただく」
「・・・いいですわっ・・・なら私は存分に奉仕させていただきます」

 心中の性欲を挑発されたソ=ギィは俄然やる気となり、肉付きの良さを誇る胸部を両手で挟んで、ついに陰茎を刺激し始めた。慧卓にとってそれは、実に至福の如き光景であり、体験である。若さを残す美しき妙齢の女性が、子を産んだ後とは思えぬほど張りのある身体でもって陰茎を乳房で包んで揺さぶりながら、ちょくちょくと舌先を蠢かせて嬲るように亀頭の割れ目を舐める。彼女の後方では凛とした風貌の女性が、相手の女性の膣部を卑猥に舐め、愛液を味わっている。この世の絶景を挙げろと今言われたならば、雄大に聳え立つ白の峰に続いて、慧卓はこの女性達の痴態を挙げるであろう。
 ソ=ギィは乳頭越しに感じる燃えるような熱に悦び、更に口淫の勢いを加速させた。アリッサはクリトリスを責める方向へと切り替えたようであり、皮を剥かれた赤い突起を噛んだりして、ソ=ギィの身体をじわりじわりと追い詰めていた。

「んんっ、じゅるるっ、んむ・・・本当に硬いんだから・・・んんっ、ああっ・・・」
「ちゅる・・・ちゅっ、ちゅぅ・・・」

 為されるが儘に慧卓は奉仕を受ける。まるで揺り籠の中で弄ばれるような背徳的な思いが彼の全身を駆け巡る。滾る肉棒が乳房のふくよかさに挟まれてすりすりと擦りあげられ、真っ赤な亀頭は舐められ吸われ、そして咥えられて味を確かめられている。胸を両手で抑え込む格好となっているために膨らみが前後へと押しやられており、また指の間から見えている桜色の乳首の何と美しき事か。慧卓の一物は勃起という状態から抜け出せなくなっていた。

「・・・す、凄い良い・・・気持ち良いし、眺めも最高・・・」
「で、でしたらぁっ、いっぱい出して下さいね・・・全部受け止めますわ・・・んむっ!」

 先程言っていた男性の弱点という弱点に集中して、ソ=ギィは淫欲に塗れた口を向けた。普段は知的で冷ややかな為政者として
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