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王道を走れば:幻想にて
第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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有様。若いのになっていないわね」
「そ、ソ=ギィ・・・あなたも受けるといい・・・。一度で、骨抜きにされるぞ・・・嗚呼、ケイタクの、凄く良い・・・」

 膣内で音を立てる精液を感じたままのアリッサは深緑の瞳を慧卓に向けて、淡く笑みを浮かべた。情欲に染まりつつも穏やかさを残すその笑みが意味するところは、即ち慧卓とギィ母子の行為を承認するものに他ならず、それに加え両者の求愛を見たいと言っているようなものであった。
 細い指先が滾ったままの慧卓の陰部に触れて、慧卓は驚いたように目を向けた。ソ=ギィは事後の香しさを間近で楽しみながら、息を吹き掛けるように言う。

「流石精力剤の効果といったろころですわね・・・まだまだ鉄のように硬い。生娘の中に入れるには、鬼畜過ぎる槍ですわね」
「そ、ソ=ギィ様・・・」
「・・・ですが娘にはこれが必要なのもまた事実。萎えさせるためにも、全力を出させていただきますわ」

 しなやかに指が陰茎に絡みつく。汗が滲んでいた指の腹に愛液の残滓が付着し、それを上下に擦るとなると、指全体がぬめぬめとして透明な液体に穢されていく。チャイ=ギィはその砂色の瞳を大きく見開き、己の母親が淫猥な雰囲気に自分から飛び込んでいくのを見詰めていた。
 慧卓は初めのうちは何とか余裕を保っていた。事後の余裕の無さを気遣ってくれたのだろう、手淫は優しいもので、裏筋に沿って指の腹を動かすだけであった。しかし慧卓の息が整いつつあったその瞬間から、動向は一気に変貌する。ソ=ギィの美しき指先が上へ擦った際に、カリから赤黒い槍へと変わる段差をするりと撫でて、去り際に爪をつんと引っ掛けたのだ。思わぬ刺激に慧卓はびくりと陰茎を震わし、ソ=ギィは愉悦の笑みを浮かべた。

「私、殿方がどこを弄られて喜ぶか、全部理解している心算ですの・・・たとえば、この裏筋の付け根や、玉袋の裏側にある線とか」
「っっあっ・・・!!」
「後は、尿道の近くにあるこの溝。ここがお好きなんですね、ケイタク様」
「ぃっ・・・」

 治まらぬ男根が一方的に弄ばれる。陰部より漂う性臭によって誰しもが鼻をやられて邪な気分に陥り、そして女性陣は一心に、慧卓が先走りの汁を出していくのを見詰めている。突き刺さる視線の数々が興奮作用を掻き立てたのか、慧卓は起き上がろうとしてソ=ギィの手の中にある主導権を奪わんとする。しかし彼女が慧卓の胸を押して寝台に押し付けたせいで、その意図はすぐに挫かれた。

「駄目ですわよ。私が攻めるのですから、ケイタク様は横になっていてくださいな」
「そ、そんなっ、そんなのって・・・っっ!?」

 己の下半身へと控えめに伸し掛かってくる存在感に慧卓は驚き、一物をぴくりと反応させた。ソ=ギィが己の豊満な双丘を使って陰茎を挟み込み、頭をゆっくりとそこへ近づけさせてい
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