第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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効果もあるため、愛液は溢れに溢れて抽送が非常にスムーズである。驚かんばかりの快楽が立て続けに飛来してきて、アリッサは歓喜に余り背筋をぶるぶると震えさせる。
慧卓が掴んでいる臀部には汗がびっしりと伝っており、動きと共に寝台に撥ね落ちる。徐々に、指先から行為のものとは別種の震えが伝わってきた。アリッサは切羽詰まったように、慧卓の耳元で喘ぐ。
「いいぃぃっ、こんなのまたいくっ!!いくいくいくっ、いっくぅぅううう!!」
狂喜と共にアリッサは己の肢体の中心から迸ってくる悦楽に頭を振るい回され、そして虚空の一点を見据えて絶頂の震えを覚えた。雷を直撃したような強烈な刺激により女体がびくびくと震え、無意識のうちに膣部に突き刺さった男根を奥へ奥へと導いていく。慧卓は小さく呻きながら息を漏らし、赤く腫れ上がった陰茎を震わせる。瞬間、尿道を駆け上って精子が波のように奔騰し、アリッサの膣内を、そして子宮を黄ばんだ白で穢していく。射精した当人も自覚するほどの熱を帯びていた。
「あああっ・・・凄い熱いぃ・・・子宮が満たされる・・・」
両者の震えは暫し止む事はなかった。常任では有り得ない出来事が彼らの繋がった部分から垣間見れる。射精している最中に関わらず、陰茎と膣壁の合間から白濁とした液が流れてきているのだ。愛液のように滑らかなものでは無く、見てすぐに分かるほどの粘り気のある液体だ。行為を観戦していたソ=ギィは期待に胸を膨らませる。久しく感じる事の無かった雌の本能が、あの液体を受け入れたいと囁いていた。
「ぁぁ・・・確実に孕むぞ、これはぁ・・・」
一つ、細い息を零しながらアリッサは遂に震えをおさめていく。高らかな絶頂に昇った精神が、高揚した身体に戻ってきたのだ。最後の力を振り絞って生まれたての小鹿のように弱弱しく慧卓の陰茎を引き抜くと、彼の横に身体を横たえた。女陰から逆流してきた精液が、太腿と伝って寝台に流れていく。身体全体に途方の無い脱力感を抱えながら、彼女は母体の中に残っている精液の熱に浮かされていた。
「・・・凄い量ね。それにとても濃い・・・このままだと受精する確率は高いまま。まだまだ薄める必要はありそうね」
「か、母さん・・・?」
娘が狼狽を覚える中、ソ=ギィは発情期の雌猫の如く妖艶に慧卓へと近づいていく。しとどに溢れる愛液が膝まで垂れているのをチャイ=ギィは見詰め、そして思わず自分の股座を見遣り、母親と同じように発情の水を零しているのを知った。
射精の昂揚感に浮かされていた慧卓に向かって、ソ=ギィは色っぽく囁いた。
「次は私にお情けを下さい、ケイタク様。あなたの溢れ出る気持ちを、私の中や外に問わず、注いでくださいませ。・・・それにしても・・・チャイ、アリッサさんを見なさい。一度精液を出された程度でもうこの
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