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王道を走れば:幻想にて
第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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。お前の先端が突く場所だ」

 言葉と共に慧卓の亀頭がびくりと締め付けられた。膣内の最奥、子宮口の肉壁が蠢いているのだ。今まで味わったことのない奇妙な熱に慧卓は狼狽えて、喉にたまった唾をごくりと飲み干した。
 アリッサは面を上げて、今にも唇同士が触れ合いそうな距離まで近づき、欲望で蕩けかけている瞳を向けた。

「・・・私、ケイタクのが欲しくて、もう駄目なんだ」
「!?!?」
「それに、我慢できない」

 いうや否や、アリッサは己の慎ましき女体の中に慧卓を抱きかかえる。そして堰き止めていた本能を開放するかのように、腰を上下に振りたくり始めた。途端にそれまで静謐に閉ざされていた密室が、淫猥な肉がぶつかり合う音と愛液が弾ける音で満たされる。傍でギィ母子が息を呑むのが慧卓には分かったが、すぐさま陰茎を締め付けられる快楽によって、その思考の余裕を失っていく。

「ああああああっ、こ、これ最高っっっっ・・・!」
「アリッサさんっ、そんな、急に・・・!」

 肉体の躍動は激しいものだ。組み敷いた男の悲鳴など無いもののようにアリッサは腰を揺らす。桃色の唇から猥雑とした息が溢れ出ては、慧卓の肌を擽って弄ぶ。騎乗での行為を好んでいるのか、彼女の陰部はぎゅうぎゅうと慧卓の滾った陰茎を締め付けて先走りの液体を出させようと苦心している。まるで蚯蚓が泥濘を這いずるかのような、下品で、執拗な蠢きだ。その凛とした上品な顔から繰り出されるものとは到底思えない。
 引き締まった肉体が慧卓の肌に押し付けられて、柔らかな胸が潰される。こりこりと乳首が慧卓の胸板に押し付けられて、静電気のように快楽を神経に走らせる。交わりによって水気が激しくなる陰部もさる事ながら、アリッサの汗や涎によって慧卓の首がどんどんと汚されていく。背徳的な悦楽を得るうちに、慧卓は段々と理性が追い詰められていくのを感じた。

「も、もう無理っ・・・!!ケイタクなしじゃっ、もう、生きられないぃぃっ!!」

 ふと顔を上げて、アリッサは慧卓の顔の輪郭にそって唇を落とす。その啄みは段々と口に近づいていき、そして予想通りに慧卓の荒げた口元に降り注いだ。思わず瞳を閉じて慧卓はそれを受け入れ、成されるがままに淫らな接吻をかわす。
 舌同士の淫らな邂逅を愉しんだ後、アリッサは瞳を合わせて慧卓の両手を握る。そして自らの筋肉質な臀部へと導かせた。

「けっ、ケイタクもぉっ、動いてっ!!私の御尻を掴んで、いっぱいしてぇっ!!」

 最早我慢の限界に達していたのだろうか、慧卓は歯を食い縛りながら己の腰を乱暴に振り始める。些末な理性の咎めを振り切るような動きだ。当然の事ながらそれこそアリッサが望んでいた、性の蹂躙である。膣壁が肉槍によって掻き分けられて愛液諸共最奥の部分まで押し上げられる。更に薬による催淫
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