第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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、何とか男達を宛がいましょう。・・・その者達は暫く使い物にならなくなるでしょうが、私兵団には変えられません」
「チャイ=ギィ殿はどうするのだ?」
「・・・・・・アリッサ様。御無礼と承知でお頼みします。どうか、チャイ=ギィにケイタク様と宛がっても宜しいでしょうか?」
「・・・聞くと思ったぞぞ、その問い」
アリッサは深い諦めの息を吐く。
半ば心のどこかで予想していた問いではあった。薬を服用した男女それぞれに、互いの欲求を解消させる事を。それでも少しばかりのショックを抱えながら、彼女は言葉を返す。
「わかった、少し心苦しいが認めざるを得んな。だが仮にも精力剤を服用したのだぞ。飲んだ者同士で行為を行えば、互いに手加減なしに交わるだろう。体力の消耗も一切考慮に入れずにな。そうなれば、一体誰が彼らを瀬戸際で止めるのだ?」
「・・・ならば更にお頼みします、アリッサ様」
にたりと、ソ=ギィは色気のある微笑を湛えた。女性としての魅力を如実に現すかのような艶やかな赤みが頬に差しているのを見て、アリッサは一瞬予感めいた危惧を覚える。そしてその危惧を叶えるかのように、ソ=ギィは言ってのけた。
「私と一緒に加わりませんか?あの二人の交わりに」
「・・・・・・え、ええええ!?!?」
ーーーーーーーーーーーー
告げられていく事の顛末に慧卓は愕然とする。というより、完全に発情した女性に襲い掛かられている状況では、それ以外の選択肢など持ちようが無かったのだが。
むずむずと腿を身動ぎさせて、羨ましげにちらちらと二人の陰部を見遣りながらソ=ギィは続ける。
「性欲を解消するために生殖行為を行う。さりとていきなりチャイに入れて出されては、濃厚な精液によっていきなり受精してしまうかもしれません。娘の行為を見届けるだけでも驚きなのに、妊娠の瞬間までも見るなど・・・。
ですから先ず最初は、私共が相手をさせていただくと決めたのですわ」
「ケイタクの濃い精液を薄くする。そして、受精の可能性を少しでも減らす。それが役目」
「そ、そんなのって・・・!」
頭で理解していくうちに、慧卓はただただ驚きの念を禁じえなかった。と同時に、これから展開されていくであろう壮絶な性の嵐を期待してしまい、無垢にも彼のいきり立った肉槍はびくりを震えてしまうのである。
精力剤の効果により肥大化した一物がアリッサの膣内で如実にその存在を証明する。アリッサは凭れ掛かった状態で一物の熱さを感じ取り、呻くように卑猥な息を慧卓の乳首に吹きかけた。
「それにな、ケイタク・・・実を言うとだ」
彼女は切羽詰まったように続ける。
「あの時、私も少し薬を嗅いでいてな、あの時からずっとここが疼くのだ」
「・・・え?」
「ここだよ、ここ
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