第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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んで弄び、自らの胸を揉みしだいていた。一度指を舐めてから恥部へと向かわせているため挿入もしやすく、チャイ=ギィは指を二本重ねて肉ヒダを擦っている。彼女の桃色の妄想の中ではそれは勃起した陰茎とほとんど同義のものであり、ますますと快感が彼女を襲っていく。
「んんっ、じゅるるっ、んんんむっ・・・んん!!!」
「ああっ・・・ちゅる。っっ、ああ・・・ケイタク、ケイタクぅ・・・」
猥雑な響きが徐々に切羽詰まっていく。絶頂後の敏感な状態から解放されず突かれる度に意識を手放しかける有様であるが、それでも己の腰を相手に合わせて打ち付けて悦楽を貪るのは、彼女の深奥に潜む性への貪欲さによるものだろう。アリッサも気分が高まってきているのか、心をときめかすような恍惚とした息を何度も吐いて心身の高揚を訴え、慧卓にしがみつくように身体を擦り合わせる。
「いくっ、またいくっ!!!また出されるっ!!!」
「わ、私もぉ・・・いっく・・・いくっ・・・!!」
「や、やだぁ・・・いっちゃうよぉ・・・母さん、私イクっ・・・!!」
振りかかってくる嬌声の渦中で慧卓も再び絶頂の兆しを予感し、ソ=ギィの臀部を思い切り引き寄せた。子宮へと食い込んだ亀頭の裂け目から、黄ばみが無くならぬ液体が迸っていく。二度目の射精を受けて気分はいよいよ追い詰められ、ソ=ギィは明滅する意識の中で妊娠という言葉を思い出していた。
(これ・・・駄目かも・・・私も孕んじゃうわ・・・)
身体の中心で弾け飛ぶ快楽の波に埋もれ、我が子を産んだのと同じくらいの大きな幸せを感じながら、ソ=ギィはゆっくりと瞼を閉じていく。意識がなくなるまでそれ程時間はかからず、彼女は耳元で感じる慧卓の乱れた鼓動を子守唄としながら、意識を闇の中へと蕩けさせていった。
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