第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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ように抉り、そして女体の奥にまで直撃するものであり、今日の行為の中では最高の一突きだったからだ。ますます愛おしさと多幸感を感じてソ=ギィは思わず叫んでしまう。
「いいぃっ、これいいっ!!あ、アリッサさんっ!!彼を私に下さいぃぃ!!!私の夫にさせてぇぇ!!!」
「だ、駄目だぁっ!!ケイタクは私と、コーデリア様の男なんだっ!!そうだろう、ケイタク!?」
「はっ・・・はっ・・・ああっ、あっ・・・」
慧卓は最早まともに答えられない。二人の女性に囲われるという状況に予想以上に追い詰められているというのもあるが、今日だけで何度目かとなる射精の予兆を感じて、何も言えなくなっているのだ。性を覚えたての頃ですら此処まで連続してしかも激しく自慰をした事など無いのに、況や性行為という官能的な状況に彼が抗する術など何処にあろうか。
未知の世界へと飛び込んでいくような、背中が浮遊するような感覚を覚えながら慧卓は乱暴に腰を突き上げ続ける。彼に伸し掛かるソ=ギィは一方的に追い詰められ、しなやかな背筋をびくびくと痙攣させた。彼女も絶頂を覚えつつあるのだ。
「あああっ、駄目駄目駄目駄目っ、いっくっっ!!!」
興奮のあまり慧卓の肩のあたりに爪を立てる。ずきりとした痛みもまた快楽となったのか、勢いの衰えぬ射精が始まった。咥内へと出されたのと同量の精液がソ=ギィの膣内へと注がれていき、彼女に大きな悦楽を与える。まるで白馬の王子に愛を告げられた生娘の如き初々しさで、ソ=ギィは精子の濁流を受け止めていく。
本来ならばここで休息を求めても良い筈なのに、慧卓はまだ腰を動かし続ける。止まらぬ射精の予兆に身を焦がされて冷静な心を失っているのだ。
「だ、出してるのに、まだ動くの!?なんて子・・・ほんとに、すっごぃいいいいいっ!!!」
最早獣の叫びとなんら変わらぬ叫びである。獣欲のままにソ=ギィは声を漏らし、慧卓の唇をアリッサから奪い取る。どこまでも自分を追い求める彼の執拗さ、そして本能の欲求を満たし続ける彼の嗜虐的な肉体に、ソ=ギィは身を捧げたいという思いすら頭に浮かび始めていた。その思いが体現するかのような結果が、唇の強奪であったのだ。
アリッサは文句を言いたげにソ=ギィを見遣るがまともな回答が出来ぬほど喘いでいるのを見ると、一度熱っぽくその抽送部分を見下ろす。耳を覆っても聞こえてくるほどの大きな水音と肉がぶつかり合う音に目尻を緩ませ、アリッサは狙いを変えて慧卓の乳首を舐めていき、びりりとした快感の波を与える。新たな性感帯が開発される恍惚とした情熱を媒介として、慧卓はソ=ギィの求めに応じて舌を絡ませて腰辺りを撫で、反対側の手でアリッサの恥部を掻き乱していく。
自慰の材料に事欠かぬチャイ=ギィは、恥じらい等が存在しないかのように淫猥な性器に指を差し込
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