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王道を走れば:幻想にて
第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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、一生忘れられなくなる・・・」
「そうだろう?」
「ええ・・・凄い・・・私にぴったり嵌まるぅ・・・」

 欲情した秘所の中を埋める圧倒的な存在感。屈託無く、ただ快楽を与えるだけの存在で普段はただの排泄器官でしかないのに、今となってはそれが何よりも愛おしい。互いに叩き付け合えば子宮にまで鳴動は響くだろうと予感するほどの大きさと熱さに、ソ=ギィは完膚なきまでに魅了されてしまった。
 陰茎が挿入されてしまった事で考えや躊躇いが吹っ切れてしまったのか、慧卓はソ=ギィの太腿を抑えると自らの腰を突き上げ始めた。唐突に直上へと襲い掛かる槍に、ソ=ギィは不意を突かれたように喘ぎ、妖艶な身体を揺らす。

「あああっ!?う、動かないでぇっ!?こんなの、駄目ぇぇ!!!」
「さ、先程までの勢いはどうしたのだ、ソ=ギィ殿?やるのではなかったのか?」
「駄目なのっ、こんなの覚えたら駄目なのぉっ!!ケイタク様のしか、受け付けなくなっちゃうぅうう!!!」

 歓喜の声はすぐに嬌声へと変わり、ぱんぱんという肉質な音が部屋中に木霊していく。遠慮の欠片の無い攻撃が断続的に叩き込まれる。予想通りと言ってはなんだが、子宮口にまで届く一撃の数々にソ=ギィは更に悦楽の導きへと惹きこまれ、自分からそれを求めるように腰を振り肉体を慧卓へと押し付けた。膣の中へと勢いよく滑り込みすぐに姿を露見させる滾った肉棒には、両者の思いが現れたかのように性の液体が付着している。傍目から見ても淫猥な光景に当てられて、チャイ=ギィは己の秘所へと手を遣って、くちゅくちゅと自慰を始めていく。

「母さん・・・羨ましいよぉ・・・早くしたいよぉ・・・」

 娘に痴態を見られる興奮を感じているのか、ソ=ギィの求めは激しく、そして一心不乱である。肉ヒダの蠢きはアリッサと比べれば大した事ではないが、しかし豊かな体躯に劣らぬ圧力には参るものがあった。男根自体が熱っぽく圧迫される不思議な快感である。また押し付けられる女性の厚みがある一方で柔らかな肉体美は熟れた者にしか出来ぬ艶やかによって仄かに色付いており、汗腺より滲む液体が肌を伝って熱を高めている。両者は迸る本能のままに、ただ腰を振りたくっていた。

「ああっ、あっ、あああっ!!!!!私変になってるぅ・・・」
「・・・ケイタク。私を忘れないで・・・んちゅ・・・」

 存在を忘れられている事に寂寥感を感じて、アリッサは慧卓の頬に唇を落とした。まるでマーキングするかのように舌を這わせ、慧卓の顔を振り向かせてその口を強引に奪って露骨に舌を絡ませていく。躊躇いがちだった彼の手淫は何時の間にか大胆さを帯びてきており、アリッサは再び欲求が込み上げるのを悟った。
 快楽に耽っている最中、力強くずしんと突き上げられてソ=ギィは目を見開いた。その突き上げは女の急所を擦る
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