第四章、幕間:爛れた部屋 その1 ※どエロ注意
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れるのを、二人の麗しい女性がじっと観察しているのだ。一人は豊かで魅力的な身体を披露するソ=ギィ。もう一人は若いながらもスレンダーな美しさを露とするチャイ=ギィであった。銀毛の麗しの女性らは互いに興奮の色を身体に走らせて、熱帯びた息を漏らし、慧卓らの行為に参じようとする本能を堪えているようであった。
突如、腰の揺れ動きが強くなった。同時に肉槍に掛かる締め付けもより窮屈なものとなる。慧卓は目を大きく開いて暴発しそうになる気持ちを押さえつけ、己の上で気侭に腰を振るアリッサを睨んだ。丁度先の揺れで最も感じ易い点を穿たれたのだろう、至福だといわんばかりに彼女は笑みを零し、膣部に入り込む一物を味わっていた。
「けっ、ケイタクのぉ、いいっっ!!あっ、あああっ、だめぇぇっ、そこだめぇっ!!」
「アリッサさんっ、こ、これは一体っ!?」
「んんんっ、いっく・・・っっああ!!!」
勝手なまま、彼女は身体を落として絶頂の震えを覚えた。慧卓は一時の安寧を得てすぐに身体の違和感に気付く。今まで達した事が無い彼女の子宮口に、造作も無く自らの陰茎が届いているのだ。通常の勃起ではあり得ぬほどの硬さと熱を慧卓は感じ、意味がわからぬままにアリッサを見上げた。
アリッサは恍惚とした表情をしながら慧卓の横に顔を落とした。しなだれ掛かる彼女の身体を受け止めると、完全に勃っている彼女の乳首が汗と共に慧卓の胸板を掠めた。アリッサは甘い言葉で己の痴情の訳を囁く。
「ケイタク・・・こ、これはな、仕方ないんだ・・・」
「仕方が無いって・・・」
「ケイタクはな、薬を嗅いでしまったんだ。だから、ここがすっごく硬くて・・・」
「そうじゃなくて!なんでアリッサさんが・・・」
「だって、ここを治めないと、ケイタクはずっと辛いままだからな・・・それに、私以外に、まだ二人待っているんだから」
「ふ、二人ですって!?」
慧卓は改めてソ=ギィらを見て合点した。何の理由も無く彼女らが裸体となる訳が無い。二人の火照った頬と潤んだ瞳、そしてもぞもぞと身動ぎする太腿を見る限り自慰をする訳でもないようだ。つまり彼女らは、アリッサとの行為が終わり次第、慧卓に襲い掛かる。
「そ、ソ=ギィ様・・・チャイ=ギィ様・・・どうして!?」
「ケイタク様。どうか今日一日だけ、私共の無理を御理解下さい。これもすべては身体に回った毒を打ち消すためなのです」
「毒って!?」
「・・・あの時、村の倉庫で鼻にした白い粉であります」
「・・・!まさか、あの時の薬が、皆に!」
それならばこの異常な勃起もと、慧卓は事態を察する。あの時、賊を討伐するために押し入った倉庫の中で嗅いだ薬。あれによって慧卓ら一同の身体に異変が発生したのであろう。媚薬か、或いは睡淫剤か、それに類する効果が。
ソ=ギィは一
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