暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン VIRUS
BFO開始
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に限ってそんな事を起こすはずないよね。でも、絶対に浮気とかしちゃ駄目だよ」

「するわけないだろ。それよりもゆっくりでもいいから体の調子を戻してけよ。アスナは学校のために相当過度なリハビリしてるらしいからな」

「うん、アスナみたいに学校に間に合うようにはしないけどリハビリは頑張る。ゲツガ君もそっちでのやることがすんだら早くこっちに戻ってきてね」

「わかったわかった。でも、こっちではその名前は無しな。そっちはゲームの中の名前。こっちの名前は優だからちゃんとそっちで言えよ」

「うん、わかった。ゲツガ君じゃあね」

 そう言って電話が切れた。

「……あいつわかってんのか?」

 優はため息を吐きながら自宅に戻った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 家に帰るとすぐにアミュスフィアにBFOをインストールする。このアミュスフィアはALOをクリアした時にもうナーヴギアを使うまいと買ったものである。もちろん、コンバートをしていない。

「しかし、俺も何度も死に掛けたのによく被れるよな。やっぱ俺もコレに魅せられたってことだな」

 優はそう言ってアミュスフィアを被りベットに寝転んだ。そして呟くように言った。

「リンクスタート」

 そして優はゲツガへとチェンジする。しかし、BFOは初めからするためSAOやALOでも行った初期設定のステージに降り立つ。

「やっぱここでも同じなんだな」

 ゲツガは素早く設定を完了させる。そして最後の設定でタイプを決めるものが合った。

「ん?タイプ?何で格闘技なんかにタイプがあるんだ?」

 ゲツガは疑問に思ったがすぐに解消された。見るとタイプは三つ。足技に特化できるタイプのもの、拳の威力に特化したもの。そしてその間にあるバランスタイプ。まあ、カポエイラとかの足技、ボクシングなどの拳を打ち出す格闘技、そしてバランスは空手などのものだろう。ゲツガは迷うことなくバランスを選ぶ。

「やっぱり一番なれているのはこういうのだから他のにするとどうもやりにくいからな」

 そして御健闘祈りますと漢字ガ目の前に流れると足のほうからじょじょに消えていく。ようやくゲームがスタートするようだ。

「さてと、早速やりますか」

 そしてゲツガのBFOが始まった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 一瞬のブラックアウトにより視界が真っ暗になるがそれもすぐに回復して目の前が見えるようになる。そこはローマのコロッセウムのような巨大な建造物があり、その周りを和、中華が取り囲んでいる。簡潔に説明すると混沌(カオス)であるが、そこはゲームであるため特に気にしない。

「まあ、はじめてなんだし、ちょっとぶらぶらとしていきますか」

 そう言ってゲツ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ