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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第22話 ぬらさんの訪問
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先ほどの暗い影が無くなったなのはを見てそう思うフェイト。
まだまだ暗い雰囲気が無くなった訳では無いがヴィヴィオの無邪気で優しい気持ちにかけてみる事にしたのだった………












「って感じでよ、何でそんな態度になったのか全然分からねえんだ………」
「バルトさん本気で言ってます?」
「俺はいつでも本気だ」

そんなバルトの答えを聞いたカリムが深くため息を吐いた。

「………バルトさんって女性の扱い上手そうですけどそうでもないんですね」
「上部だけの短い付き合いが多いからな。だからハッキリ言ってよく分からん。何であの時話を切られたのか、何で素っ気ないのか………」

バルトの今日訪れた目的はなのはについての相談の為だった。
バルトが訪れるのを密かに楽しみにしていたカリムにとって他の女の話など!!………と嫉妬深く思うことは無いが、それでもいい気分では無いのは確かで、さっきまでの笑顔がぎこちなくなってしなった。

「………バルトさん、そもそもあなたは女性の扱い方がなっていません!先ずは………」

説教に近い話を始めるカリム。

(懐かしいな………)

そんな姿を見ていると不意に思い出す記憶。

『バルト!!あなたは訓練をサボってばかりで………私の騎士なんだからもっとしっかりと………』

(元は変わっていないな………)

大人になったカリムを初めて見たときには昔と随分大人になったと思ったバルトだったが、元が同じな事に嬉しく思った。

「バルトさん、聞いてますか?」
「ああ、聞いているよ」

そんなバルトの返事を聞いて、「それじゃあ続けます」と更に話を進めるカリム。
そんな光景に心休まる気分を感じていた。

(俺はもしかしたら昔に戻りたいのか………)

カリムの話を聞き流しながら美味しいコーヒーを飲むバルトだった………












「………」
「ヴァイスさん、何かバルトさんおかしいッスね」
「確かに何か黄昏てる………今日、カリムさんと何かあったのか………?」

談話室の窓際の席に座り、コーヒーえお飲みながら星空を見るバルト。
そんなバルトを近くの席に座っているヴァイスとエローシュが心配そうに見ていた。

「えっ、バルトさんって更に狙ってる女の人いるんですか!?」
「ワイルドだからな……今日今は肉食系男子の時代だよ」
「猛獣ですからねバルトさん………」

「てめえ等聞こえてんだよ………!!」

バルトの声に驚き、震える2人だが、バルトはため息を吐いて再び空を見上げた。

「おかしい、こんなのバルトさんじゃない!!」
「ああ、絶対何かあったぜ、修羅場みたいな何かがな!!」
「何もねえよ。
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