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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第22話 ぬらさんの訪問
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ヴァイスと一緒にバカやってる様な人が殺人鬼なんてどうしても思えないわ」
「そんな人物か………大悟はどうだ?」
「………俺も最初はそう感じた。だけど零治と戦っている様子をはやてに見せてもらってから考えは少し変わった。戦闘こそバルトマンと似てたのは分かったけどそれだけだと思ったんだった。だけど………零治と戦闘しているバルトさんはバルトマンに見えた」
「レイはどう思ったのだ………?」
「俺は………確かにバルトマンに思えたけど、何故か別人だと思った。何を根拠にそう思ったのかは分からない。だけど何故かそう感じたんだ………」
「何だかんだ兄さんが1番付き合いが長いものね………兄さんがそう思うのならそうなんじゃないのかしら………」
「嬉しそうだな加奈」
「ええ、なのはが悲しまなくてもよさそうだからね」
「………え?」
加奈の言葉に思わず裏返えってしまう零治。
「そんな仲なのか!?」
夜美も零治と同じように驚いている。
「バルトさんは良く分からないけどなのはは好きだね」
「大悟まで気がついているとなると確実そうだな………」
「夜美?それってどういう事?」
そんな大悟の問いに夜美は答えず、買った緑茶を飲む。
「ややこしくなったな………」
「取り敢えずシャマルさんに言ってDNA検査をしてもらうつもりだ。ちょっとした検査って感じでね」
「それでバルトマントと同じだと………」
「………出来ればその通りになって欲しくは無いわね個人的に」
「加奈も結構気に入ってるのだな」
「だらしがない人だけど、何だかんだ言いつつ付き合うバルトさんの優しさなんか好きよ私」
「か、加奈………す、好きって………」
「何を動揺してるのよバカ」
「………話を聞くとレイに似ていそうだな」
「そうね、金髪巨乳の人が好みみたいで、フェイトにはぞっこんよ」
「確かに好みも似ている………」
「ちょっと夜美さん!?」
そんなこんなでその後は久しぶりの会話を楽しんでいたのだった………
「くっ!?」
「ティアナ、遅い!!」
初任務が終わって早1週間。
ロストロギア防衛戦で更に脚光を浴びた機動六課。
表のニュースでは見事テロリストからロストロギアを守ったと報じられ、更に人気が高まった。
そんな中訓練にも更に熱が入る。
「駄目だよティアナ。周りを見ながらでも攻撃に対応していかないと………負担が大きいけどスターズの要はティアナなんだから」
「はい………」
「取り敢えず少し休憩しようか」
「はい………」
今ティアナが行っていた訓練、それは攻撃と防御の一体となったマルチトレーニングで、ティアナ専用メニューでもあった。
多数のスフィアからの攻撃に対応しつつ、スフィアを攻撃し撃退する。
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