第一幕その十四
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しにな」
「ついて来るだと?」
「そうじゃ」
ジークフリートを見ながらの言葉だった。
「その通りじゃ。ついて来るのじゃ」
「何処にだい、それで」
「この森の奥に一匹の竜がいる」
「そういえば御前は前にちらりと言っていたな」
「かなり奥じゃ」
こう断ってさらに言うのであった。
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