暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0235話
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が産業廃棄物の処理場みたいになったりしないだろうな。

「ありがとうございます、アクセル隊長」

 やはりエキドナにとってもストライクダガーの山は邪魔だったのだろう。にしても、どうせ積み上げるのならゲートの近くじゃなくてもっと端の方に積んでおけばいいものを。なんでまたここに纏めたのやら。

「片づいたわね? ならホワイトスターに戻りましょうか」

 先程までの冷たい笑みを消し去ったレモンに促され、ゲートのシステムを起動してホワイトスターへと転移する。

「ブリタニアの皇宮で過ごしたのよりもずっと少ない日数しか過ごしていないのに、何と言うか自分の家に帰ってきた、という感じがするな」
「それはきっとアクセルと一緒に住んでる家だからよ。ほら、レモンだってあんなにはしゃいでいるじゃない」
「……いや、アレはそんないいものじゃないと思うが」

 技術班目指してエキドナや量産型Wと共にエアカーで移動していったレモンを見ながらコーネリアとマリューが話している。その内容に苦笑を浮かべながらも、エアカーを呼び出し、俺達だけで先に家へと帰る事にした。





 その夜、俺達は家で軽い戦勝パーティを開いていた。と言っても、参加者は俺、レモン、コーネリア、マリュー、エキドナの5人だけだが。ヤキン・ドゥーエの戦いの時にホワイトスターで戦勝パーティを開くと皆に告げたから、これは前祝いのようなものだな。

「では、シャドウミラーの勝利を祝って……乾杯!」
『乾杯!』

 俺の声の後に全員の声が続き、持っていたグラスを軽くぶつける。当然、俺のグラスの中身は烏龍茶だが。
 料理に関してはマリューが腕によりを掛けて作ってくれたものだ。レモンも後から参加してその手伝いをしていた。
 技術班がどうなったのかについて尋ねた所、聞かない方がいいと言われたが……せめて命に別状が無いように祈っておこう。

「それにしても、ラピエサージュは良い機体だな。私の思った通りに動いてくれる」
「それは当然よ。あの機体は基はアシュセイヴァー。アクセルの使っているグロウセイヴァーと同じ素体なのよ? そこに色々と因縁深いATXチームという部隊の機体データを使って改造したものよ。……まぁ、だからこそ『継ぎ接ぎ』なんて不名誉な機体名をしてるけど」
「継ぎ接ぎ、か」
「機体名を変える?」
「いや、これでいい。アクセルの世界で作られた機体を、違う世界の私が操縦する。これもある意味では継ぎ接ぎと言えるだろう? なら私の乗る機体として相応しい名前だ」

 やはり戦勝パーティという事で浮かれているのだか、その頬をほんのりと赤くしたコーネリアが上機嫌に言う。

「同じ技術者として言わせて貰うけど、あの機体のポテンシャルはMSとは比べものにならないわね。改めてこの
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